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黒森庵のシンボルマーク・デザイン [黒森庵]



黒森庵の、リスマークと、ロゴマークは、デザイナーに依頼したのではありません。

リスマークは、長女作。

ロゴマークは、次女作。



この二人はもともと絵が上手い(ものすごい親ばかです)。

デザイナーのぼくがいうのもなんだが、
ぼくよりずっと上手な絵をかく。



生活の中で、彼女らの才能を見ていたから、
なにげなく
「マークとか、ロゴマーク、デザインしてみない?」
と聞いてみたら、積極的に

「おもしろそう、やってみる」

ということになった。

以後、ぼくはほとんどなにも教えず(一応ぼくはデザイナーです)、
彼女らの感性に任すことにした。

すると長女は、ぼくが以前会社でやっていたように、
まず様々な動きをするリスの「ラフスケッチ」を書き出した。

それも半端な数ではない。

50、100、200、300、いやもっと、
それでも満足できずに、
井の頭公園自然文化園まで足繁く通っては、
リスと触れ合い、クロッキーをして、写真を撮って、
また家に帰ってきてはスケッチをしていた。

Naoデッサン1.jpg


リスの動きが出せ始めたころ、やっと自転車の絵と合体させることができた。

Naoデッサン2.jpg

ん〜、おれはなんにも教えてないぞ。

ヤツは美術を学んだこともないぞ。

おれなんか、美術大学出ているけど、
おまえより絵が下手だ。



だが、ここで問題が発生。

リスは、体格的に自転車に乗せるのがむずかしいらしい。

「きちんと乗せる」となると、絵が複雑で説明的になる。

Naoデッサン3.jpg



そこで、デフォルメを始めた。

Naoデッサン4.jpg

一応全体像がまとまりだしたが、
簡単にしすぎて、「自転車」がどこかへ行ってしまった。
そして「動き」が出ないという。



そこでまた、何十枚。

Naoデッサン5.jpg

しっぽが細いのは「リアル」に描いたからだそう。
夏毛だったんですね。
だから、細い。

それをふとっちょにした。





出来たのが、このマークです。

シンボルマーク.jpg



Twitterのアイコンにも使っているが、
小さくしても視認性が良い。
トレードマークとして、大事な要素だ。

今日の「親ばか」でした。