女将の体調、その後 [黒森庵]
今日は女将の定期検診だった。
肝がすわった女将ではあるが、さすがに検診の前日は心配になるらしい。
そういうときに女将がする行動は。
それは、料理。
好きなことをする、という意味ですね。
今までに、二回、
ぼくはゴーヤの赤ちゃんを食べてしまったので、
今年のゴーヤはどうなるのだろう、などと心配していたら、
まったくの杞憂だった。
新鮮な食材が手に入った女将が料理をしないわけがない。
ゴーヤチャンプルーですね。
三女がそれに追随する。
チョコレートロールケーキですね(35cmほどはあったでしょうか)。
美味しい夕食そして、美味しいデザートを食べ、
みな満足して熟睡し、翌日に備える。
翌朝、それぞれに朝食。
ぼくの、あさめし。
女将が昨日焼いたパンは、「黒ごま入りパン」でした。
遅めの食事をして、病院へ。
女将が採血をしています。
女将がMRIをしています。
検査結果は?
きわめて順調、と笑顔の主治医。
次の検査は、隔月に。
(今までは月一でした)
よかった。
手術・治療のすべてが良い方向に働き、
このように女将は元気になりました。
(失行といって、術後に起きる身体的不自由さは多少残りましたが)
ぼくら家族も、月一で定期検査の結果を固唾を飲んで見ているのですが、
退院後、毎月、ほっと安心して今日に至っています。
そして今日、それが隔月の検査になりました。
奇跡的としか思えません。
主治医をはじめとする医療チームに感謝しています。
そして、神と言ってよいのか分らないけど、
すべての元、のような存在がもしあるとすれば、
感謝します。
黒森庵がなかなか再開できなかった理由は、
こうした女将の状態がありました。
たぶん、この調子でゆけば、
9月には再開できそうです。
検査から帰ったら、愛猫は「動物的勘」からか、
安心しきって寝ていました。
2010-07-21 18:04