ポタ・ド・和田峠 [ポタリング]
こんな題にしちゃって、いいのかなぁ。
ま、いい。
前回の和田峠はこうだった。
つまり、ぼくより一回り若いNさんに、
風よけ役をやってもらっての(ドラフティングでしたね)登頂だった。
それがなんともくやしい。
単独登頂ができないものか。
女将の自宅治療が終わり、今朝の調子はよさそう。
快晴。
行くっきゃないな。
でも、和田峠に着く前に足が売り切れていたら困るので、
(「足が売り切れる」とは、疲れて、もう走れなくなることを言います)
峠までは「ポタリング」気分で行くことにした。
ひんしゅくを買うのは覚悟だ。
「ポタ・ド・和田峠」
GO!
あ、まず、でも腹ごしらえをしないと。
三女が昨日焼いたパンとカフェ・ラッテ。
パンを切ってみたら、レーズンと、なんとアンズ。
甘酸っぱくてぱくぱく、ごっくん。
では、GO!
ポタと決めたのだから、ゆっくりなのだ。
神田川沿いのサイクリングロードを、
歩行者の邪魔にならないように。
おお、久我山の操車場。
昔の井の頭線の電車は、緑ガエルみたいな色だったなぁ(検索すると、出てきます)。
久我山の電気屋さん。
「ナショナル坊や」と呼ぶらしいです。
東八道路を左折すると、自転車道路が。
でも、どこか「自転車は悪者」的なにおいがしてしまうのは、ぼくだけだろうか。
甲州街道を越え、多摩サイを西へ。
多摩サイのオアシス(7/11ですね)で、補給食。
へんな取り合わせだと心配ですか?
だいじょうぶです、ちゃんとボトルには麦茶が入っています。
抹茶ラテは、デザート代わりです。
ポタポタ走っているわりには30km/hくらい出ちゃったりして、
いたって調子が良い。
意外と早く目的地周辺に。
それでも、気持ちは今日はなんといってもポタだから、
いろいろなものが見える。
ああ、100m手前から標識があった。
おお、50m手前にも。
そして10m手前。
今まで、50m、100mの標識を見逃していました。
先のブログで、
「『この先10m』っていわれてもなぁ。
もう少し手前で教えてくれるのが、いいなぁ。
わかったからいいけど」
なんて書いてしまった。
すみませんでした、東京都南多摩西部建設事務所さま(ぺこり)。
山の下草刈り?
ずいぶん急なところで、落ちないでください。
スタート地点。
やっぱり、足が全然楽、フレッシュだ。
GO!
途中はすべて省略します。
GOAL!
足を着かずに、登れたぞ。
すごく暑かったけど、水分補給しないですむくらいのタイムだった、
とだけいっておこう。
一休憩して、帰路。
帰りも、今日はポタだから、
ゆっくり下りるのだ。
なにをするかというと、各カーブの斜度を、
例の「新兵器」で測りながら下りるのだ。
(意外と正確なようですが、あくまで「こんくらい」ということで)
下りながらなので、順番が逆ですが、
カーブ#での斜度、そしてときどき、
カーブとカーブの「あいだ」の斜度を測りました。
以下のとおり(20%超えは★マークをつけておきました)。
#57 16%
#56 15%
#55 15%
#54 27%(max in) 9%(out)★
#53 15%
#52 12%
#51 23%(max in) 14%(out) 16%(ave)★
#50 9%
途中10~12%
#49 9%
途中10~12%
#48 16%
途中15%
#47 15%
途中12%
#46 14%
#45 12%
#44 20%★
#43 15%
#42 12%
途中10~12%
#41 9%
#40 標識見当たらず
#39 〃
途中12~14%
#38 12%
#38手前20%あり★
#37 標識見当たらず
#36 8%
途中14~16%
#35 15%
途中12~14%
#34 17%
途中13%
#33 13%
途中16%
#32 12.5%
あとは、10%以下だと思います。
と、こんなポタをしながら下りてきた。
下りていたら、上からすごいスピードで下りてきたローディーが、
(ローディ=ロード・バイク乗りのことです)
あっというまにぼくを追い抜き、
しばらくして、また登ってきた。
何本登るんだ?
若者よ、がんばってくれ。
帰路もすべてポタリングのはずだったが、
なぜか足がまだ残っていて快適に帰宅。
総走行距離115.4kmの、
暑くて、つらくて、楽しいポタリングだった。
いいなぁ、和田峠。
2010-08-24 21:45