永福町駅のトイレが、すごいぞ [好奇心]
ぼくは、普段、
東京都内だったらほとんど自転車で移動してしまうので、
自動車、電車、バスなどは、
雨の時とか、何百キロを一日で往復などという場合以外は、
ほとんど乗らない。
雨の日で外出しかも電車で、という珍しい一日。
こういう日は、普段とは違った光景を見ることができるので、
好奇心をくすぐられるな。
いま、ぼくが住んでいる永福町の駅が改修工事をしている。
一部はすでに完成していて、見違えるほどきれいになっている。
何回か通った改札口付近に、トイレがある。
だれでもトイレ? (ドラえもんの道具みたいですね)
こんなにきれいな銘板も。
スピーカーからは、なにか環境音のような音が出ています。
でも、間取り図?
入って迷子になる・・・、なんてことないだろうしなぁ。
読むと、かえってわかんなくなっちゃうんじゃないか、とか心配しなくて・・・、いいか。
ま、そーゆーことを書きたいのじゃなかった。
いつもだったら、使う用事もないので立ち寄ることはないトイレ、
今日は時間がたっぷりあるし、
「だれでもトイレ」
興味津々。
だれも使用していないようだったので、
ちょっと見学させてもらいました。
上下のボタンが微妙に「ななめって」ますね(この言葉遣い、知ってますか? 中年以降の皆さん)
PUSH!
このボタン、意外と重い。
ストローク、長い。
ぼくでもそう感じるのだから、
軽くタッチすると開く、っていうのが良い気がするんだけど、
なにか問題あるのかな。
エレベーターは、車椅子用といっても、ただ低いところにあるだけだし。
それと、このボタンデザイン、
ちょっと現代の感覚からすると浮いてる、
と感じるのは、ぼくだけだろうか。
ま、でも入ってみよう!
うわ。
すごい。
広い。
きれい。
このところ病院などの車椅子対応トイレには慣れているはずのぼくだが、
これは、立派だ。
トイレに入ったのだから、やはり一応用をたすふりをしよう。
便器。
なんといっても、清潔なのが、いい。
座ってすぐ左には手洗い、そして「非常用コール・ボタン」が。
でも、同じ壁にもう一つ、姿見付きの洗面台が。
なんでふたつも?
幼児椅子ですね。
入って正面にも洗面台?
計3つ?
しかもシャワーヘッド付き?
説明用の文章。
入ってすぐ左の、なんだろう、これは?
折りたたみベッド?
同様に説明用の文章が。
TOTOを検索してみたら、
シャワーヘッド付きの洗面台は、しびんなどを洗浄できるようにとの配慮のようです。
折り畳みベッドのようなものは、
やはりそのものズバリでした。
どういう使い方をするかというと、
車椅子などで「失禁防止用」紙パンツなどを履いていて、
それを取り替える時などに、
いったんベッドに乗り移って、
パンツを取り替えて、
そして車椅子に乗り換えて、
汚れた物などを、シャワーヘッド付き洗面台で洗う、
というのが「コース」のようです。
くわしくは、こちらをごらんいただければ、よく分ると思います。
だから、最後に身だしなみをちゃんと整えるためにも、
立派な姿見もあるんですね。
すごい。
永福町の、トイレ。
妻は現在は左半身に若干不自由さがあるし、
ぼくだっていつ倒れるかわからないし、
こういう公衆デザインは、もっともっとスポットが当たってもらいたいと思います。
やりますね、井の頭線。
永福町駅、だいぶ出来てきましたね。
どんなお店が、入るのかな。
たのむ、本屋さん、入って!
2010-10-09 16:33