女将の治療、とても良い! [黒森庵]
今日は,女将の治療日。
採血をして、
血管を探すのが、一発! すごく上手な方でした。
主治医の診断は・・・
先生:「はい、血液の状態は、とても良いですね」
女将:「ああ、よかったです」
先生:「どうですか、パンは焼けていますか?」
女将:「はい、おかげさまで、なんか、うまく焼けちゃってます」
先生:「それは良い! とても薬が効いている、ということですね」
「では、治療続行しましょう!」
GO! GO!
治療というのは、新しい抗がん剤の点滴投与なのだが、
これが驚くことに、副作用が極めて少ない。
事実、女将の場合,まったくといってよいほど、
なにも、ない。
点滴も30分で終わる。
すべて含めても4〜50分程度。
ぼくは父を癌でなくしていますが、
そのときのことを思い出すと、
今女将がしている治療を、父にもしてやりたかったと思う。
医療の現場を、ここ一年見続けたが、
ほんとうにすばらしい。
こういう小さなところにも,気配りが。
止血帯です。
女将が治療をしている間、
付き添いできてくれた三女とぼくは、コーヒーブレーク。
うれしくて、つい、買ってしまった。
ほどなくして、治療も完了。
女将は、元気。
口笛でも吹きたいくらいだ。
帰り道、どこかで昼ご飯を、と提案したが、
寒さに弱い女将。
今日は雨も降っているから、家で食べることに。
家に戻っても副作用が出ていないことを確認し、
それでは、と、
ぼくは喜多見の「志美津や」さんに。
けっしてぼくだけ抜け駆けして、
おいしいそばを食べに、
というわけではない、よ。
理由は、国内産の玄麦が届いているよ、という連絡をもらっていたからだ。
つまりそれは、女将にとって、うれしいこと、だからだ。
だって、トム臼で、国内産強力粉を自家製粉できちゃって、
それで、パンが焼ける、
ということだからだ。
って、やっぱりなんか、うしろめたいのかな、ぼく。
でも、GO!
こんなのや、
そば豆腐
こんなのや、
三品盛り
こんなのや、
牡蠣天せいろ二種盛り
牡蠣天
キタワセ(美唄)
牡丹(浦臼)
ふぅ、ああ、おいしかった。
ごちそうさまでした。
プチ「そば屋が,そば屋の宣伝を、しますとも 喜多見『志美津や』」
狛江市東野川4-13-5
03-3489-0381
11:30〜20;30
毎月6日・16日・26日原則
禁煙 P有り
やっぱり、ちょっとうしろめたかったです。
でも、これで許してください(志美津やさん、ありがとう)。
粉まみれになって、遊んでください。
さて。
ここまで女将が元気なら,
とうとう黒森庵、再開できそうです。
昨日も家族会議をしました。
今日も、やります。
数日のうちに、再開のスケジュールをお知らせできそうです。
もう少しだけ、お待ちください。
ああ、とってもうれしい、おいしい、一日でした。
2010-10-21 20:09