放射能測定、のち、ミーティング、再び計測、のち、病院。
今日も女将は病院だから、
朝寝坊を決めこんだ。
10時ちょっと前にのこのこ起き出し、
おし、計測。
室内は、0.11μSv/h 0.4CPS。
玄関前地表から1m、0.13μSv/h 0.7CPS。
これを、まずTwitterでつぶやいて、と。
今日はこれから赤坂なのだ。
雨が降りそうだから、自転車は今日は止め。
久しぶりに、歩こう。
そして電車で行こう。
GO!
永福町交差点前、0.12μSv/h、誤差範囲だな。
でもなぁ、もう少し低いとすっきりなんだけどな。
0.12×24×365=だいたい1mSv/y(1ミリシーベルト/年)だから、
ほぼ、3月11日以前の、日本人の一年間の許容線量ということになる。
悲観的には考えたくないけれど、
これから食品などでの内部被爆量などの累積を考えると、
これ以上は増えてほしくないなぁ、
というのがぼくの気持ちだ。
ま、仕方ないものは、仕方ない。
久しぶりに井の頭線で、渋谷に出た。
初めて観た、岡本太郎氏の壁画。
この時期、彼の芸術は貴重だ。
いや、岡本太郎氏の芸術、ということでなく、
芸術そのものが、これからはとても重要な位置付けになる。
芸術は生きるエネルギーそのものだからだ。
ただし、ほんものだけ、ね。
まやかしは、もう、いらないから、ね。
さて。
銀座線に乗って、
計測、計測。
お、0.09μSv/h、低くなっている。
地下鉄の空気は臭いから、数値も悪いかと思ったが、
こと放射線濃度に関してはいいのかな。
青山一丁目駅ホーム、0.08μSv/h!
低いじゃないか。
あれ、そうか!
ここは、シェルターということか。
考えてみれば、地下だ。
出口、入り口のトンネルがあるだけだから、
ほとんど放射性物質の侵入がないということか。
ほ〜、お勉強になりますな。
地下街でも0.09μSv/h、なるほどね。
地上はどうかな。
高橋是清翁記念公園、0.13μSv/h。
ん〜、やっぱり地下鉄は、きれいなんだな。
ちょっと臭いけど。
赤阪環境総合測定所 VS 黒森庵測定器
大きさでは負けるな。
CPSも測ってみよう。
0.7CPS 0.15μSv/h
やっぱり今日は高めで推移している感じかな。
草月会館前の、モニュメントの凹部。
0.15μSv/h、変化なし。
3.3CPS! (β線を計測できるよう、アルミ蓋を開放しています)
雨水が溜まり、蒸発し、また溜まり、蒸発するようなところは、
おおむね数値が高くなる傾向があるようです。
お。
こんなところに、プロショップが。
ほんと、時代は変わったなぁ。
とても良いことだと、ぼくは思うな。
自転車で走るのはもちろん気持ちがいいけど、
こうして、
てくてく歩くのも、気持ちいいな。
あ、ここだ。
ピッツェリア・リアナ 赤坂店。
こちらの経営母体の専務さんの横山さん、
そして、以前もブログでご紹介した、
倉俣史朗さんの元秘書の伊東史子さんと、
三人でランチをしながら、おいしいミーティングなのだ。
このお洒落な空間は、伊東史子さんがプロデュース。
さすが、可愛くて、お洒落で、すてきだなぁ。
ランチの前に、計測も、ね。
0.07μSv/h! 低い。
このところ、いつも思うけど、
しっかりしたビルの空調は、そうとうに良くできているんじゃないか。
エアフィルターの性能と、管理が良いんだろうな。
黒森庵も、もう一度、
空調を考え直したいな。
あ、おいしそう!
前菜のサラダ。豆(スナップエンドウ?)が茹でたてで、温かい。
フレッシュトマトと、ツナ、スイートバジルではなく、大葉のパスタ。
トマトソースベースに、パンチェッタ、玉ねぎ(など?)のパスタ。
ドルチェは、4種盛りだったけど、
おいしくておいしくて、気がついたらこれだけが残っていたので、パチリ。
クレーム・ブリュレ。
パスタは啜らないから、ね、
もぐもぐ、ぱくぱく、
ああ、おいしかった、
ごちそうさまでした。
さ、ミーティング。
じつは以前、横山さん・伊東さんから、
夢のようなお申し出があった。
彼らが、鳴瀬一中に出向き、
炊き出しをしてくれるという。
その電話をいただき、
それを女将に話すと、
「それって、横山さんだったら炊き出しじゃなくて、『茹で出し』だよね」
と、笑っていたっけ。
で、その「茹で出し」をいつ、どのようにしてやろうか、
というミーティングなのだ。
鳴瀬一中は現在35〜6人が避難生活を過ごされている。
プラス、ぼくたち東京組。
プラス、山形の親友組。
だいたい50人くらいかなというと、
横山さんから心強い言葉が。
「ぼくは、二輪のレースをやっていて、
そのチームの炊き出しをしょっちゅうやっているので、
50人、まったく問題ありません」
がっつ!
その場で日時を決め、
メニューを絞り込み、
食材・器機のリストアップなどをし、
あっというまに、「茹で出し計画」決定。
これは、楽しみなことになってきた。
では、よろしくお願いします、横山さん・伊東さん。
それからリアナスタッフの皆さん。
帰路、鳴瀬一中の菅原さんに連絡を。
日時、OK!
とても喜んでくださっている。
よかった、楽しみだ。
帰路、また計測。
赤坂見附、0.11μSv/h、お、少し低くなっている。
銀座線に乗って、
渋谷駅、0.06μSv/h! なんという低濃度!
このくらいの数値だったらなんの問題もないんじゃないかな。
というか、きっと3.11前はこういう数値だったんだろう、どこも、みな。
井の頭線への渡り通路から珍しいものが見えたので、
いったん地上へ降りる。
昔の東横線の、車両。
ああ、なつかしい。
そして、なんとすてきなデザインなんだ。
ぼくは、現代の工業デザインがどうも好きになれない。
ガンダムというか、エヴァンゲリオンというか、
近未来を想定したデザインなのか、
よくわからないが、
妙に吊り上がった目つきの自動車とか、
妙にメカメカしていたりとか、
妙にヌルヌルした新幹線とか、
それにくらべて、どうだ、この愛らしい丸さは。
「こんくらい」
というか。
あ、脱線してしまった。
永福町到着。
0.10μSv/hだから、往路より0.02μSv/h低下していた。
誤差のレベルといえなくもないが、
風向きでも変わったのかもしれない。
さ、今度は、病院へ、
GO!
0.07μSv/h、低っ!
元気な女将と、うれしい三女。
女将が手に持つ、TERRAは、0.09μSv/h。
よかった。
女将、元気になっている。
今回入院したときは、
これはちょっとまずいことが起きているかも、
という考えが頭をよぎったけど、
さすがです、杏林大学病院脳神経外科スタッフの皆さん。
ほんとうに、ありがとうございます。
明日、一日で、今回の治療が終了する。
効くと、良い。
三女が育てている、玄関前の薔薇が、女将の帰りを待ってます。
2011-05-28 00:39
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