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Yさんこと、勇気さんからの手紙(震災山形だより)



ぼくの親友Yさんこと、山形の勇気さんから(あ、これも仮名か)、


うれしい手紙が届いた。


勇気さんの従兄の方が義捐金を受け取れるようです。



やっと! 


読売新聞 5月21日付.jpg
「宮城県、わずか5%」 読売新聞山形版 5月22日朝刊



長い三ヶ月だったことでしょう。

よかったですね。



でも。



すべてを失った人に義捐金として支給される額は、

東松島市の場合、

亡くなられた方(死亡診断が必要)には一律50万、

家が全壊した方(罹災証明書が必要)は一律45万、

「葬儀義援金」というものもが、一律5万円、

日本財団の義援金が、5万、

総額で、105万円。



これで、


「これから、がんばって生きていってください」


ということです。



もちろん、贅沢を言えばきりがない、

という言葉もあるでしょうが、

家族を、家を、職を、車を、

すべてを失い素っ裸になってしまった人々が、

ここからどうやって自分たちの人生を立て直せるのだろう。

ローンも流されてしまえばよかった、

と思っている人々はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。



それから。



避難所ですが、

今も支給される食事は冷たいものだそうです。


ある日の支給弁当0.jpg
ある日の支給弁当全体.jpg
これは以前、ぼくが伺ったときのお弁当です。


三ヶ月経った今も、まだ同じ状態。



来る日もくる日も。



もし自分たちがこの境遇だったら。



ぼくら首都圏の人間たちは、

3.11以後も、まったく普通の生活を送っています。



これでいいとは、どうしても思えない。



まだ被災地に行かれていない方は、

どうか、1分、

被災地の方々の生活を想像してみてください。



今も被災地は圧倒的に、

すべてが足りない状況なのではと、危惧します。



途方に暮れるような、

破壊されつくした都市が今でも目の前にある、その環境のなかで、

被災された方々は、

今日も避難生活を送られています。



より多くの手があれば、

それだけ彼らが立ち直るのも早まると思うのだけど。




いや、もう今日は止めよう。


やめ、やめ。




今日一日は、そのことを忘れて、


ご縁をいただいた方のうれしい日を、


ここ東京からお祝い申し上げます。



ヽ(▽ `)ノワーイ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪ヽ( ´▽)ノ
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