女将の卒業から早、一週間が経った。 [卒業]
早いなぁ、
もう1週間が経ってしまった。
お正月が過ぎて、
あっというまに成人式がきて、
あっというまに節分・・・
雛祭りに、こどもの日・・・
梅雨がきて、七夕・・・
きっとそういう風に、
女将のいない日々というのは過ぎ行き、
ぼくらの気持ちも整理されてゆくんだろう・・・
そうかな?
さすがに涙腺からの漏水は止まったけど、
女将が着ていたもの、
使っていたものなどがそこかしこにあるから、
なんだかまったく、
女将がこの世から卒業したという感じが、ない。
先のブログでも書いたけど、
今、女将は、
ひとりで、
大好きな海外旅行でもして、
好きなものを食べまくって、
好きな洋服、雑貨を買いまくって、
CDを買いまくって、
美術館めぐりして、
写真撮りまくって、
あふれるほどおみやげを買って、
ある日、ひょいと、
「ただいまぁ〜、あ〜楽しかった」
って、帰ってくるんだろう。
そんな雰囲気だから。
残されたぼくらはぼくらで、
プロシュート・コン・メローネ、とか、
アメリカン・ビーフで、こんなんなって、
和風ハンバーグステーキ・プレート、とか、
九州産みつせ鶏手羽中の焼鳥、とか、
日比谷さん(眠庵の職人さん)が来られ、
女将の卒業祝いでいただいたものを、いろいろと飲み比べしたりとか、
同じく日比谷さんにいただいた、いちごのロールケーキ、とか、
外国にいるんなら、しょうがないなぁ、はい、とか、
親友たちが来たので、
例の、出汁茶漬け、とか、
あたしがつくった、アイスキャンデーだよ、とか、
お、重い、とか、
そうこうしていると、
いつかふらりと旅行から帰ってきたり、
いつのまにかぼくが卒業したり、
そんもんだ人生、
とかいっても、
ぽっかり穴はあいてるんだよなぁ。
でも、前震もとい、前進。
昨日は医療機器の輸入をやっている親戚から、良い便り。
10月にドイツで展示会があり、今年も行くという。
ぼくもいっしょに行って、
現地の情報を集めてみようかと思う。
できれば1〜2台、
食品の放射能計測器を購入し、試せると、いい。
おし、じゃ、
女将とはドイツで落ち合うことにするか。
その後、腕を組んでスキップでもして、
イタリアに行って、
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナでも食するか。
ピサの斜塔を二人で押し戻す写真でも撮るか。
ああ、やりたいなぁ。
はやく、帰ってこないかなぁ。
2011-08-31 19:07
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