怒濤の、ツール・ド・測定(9月19日)、後編。 [放射線量計測値]
三連休だったこともあるのだろう、
矢切の渡し周辺の草むらでは
子どもたちが歓声を上げながら遊んでいたし、
野球場では、少年野球チームが熱戦を繰り広げ、
スライディングで砂ぼこりを盛大にあげていた。
3月15日、3月21日の2回の原発での爆発によって、
ここの大地は汚染された。
そして、でも、
きっと、ほとんどの人々は、
普段どおりに生活をし、
柴又帝釈天でお参りをし、
河川敷で野球をし、観戦し、
草むらに腰を下ろし、
子どもたちはごろごろと転がりながら大地を味わっていただろう。
爆発当時の数値は、
今とは比較にならないほど高かったに違いない(現在でも0.3μSv/h以上)。
ほんとうに、子どもたちが心配でならない。
でも、今ここでお母さんたちに測定機を見せたところで、
なにも起こらず、
単に心配を煽るだけなことはよくわかっている。
重い気持ちを引きずりながら、
次のポイントへ行く。
矢切の渡しは、一応自転車可なのだが、
とても混んでいたので、ぼくらは遠慮をし、
遠回りして千葉に入る。
キャベツ畑
長ねぎ畑
ウエストバッグのガイガーカウンターを時折確認。
TERRA MKS-05という機器、
超低燃費なので常時電源をONにしておける。
だからこうして自転車で移動しながらチェックしていれば、
数値の上昇下降がわかる。
え? 高いよ、ここ。
0.26 0.300
地表1mの空間線量で、0.3μSv/h。
ということは、草むらはきっともっと高いだろう。
0.25 0.309
0.27 0.355
0.31 0.369
0.30 0.384
草の上端より5cmくらい、つまり計器が触れない位置、
地表からだとたぶん、
そうだな15〜20cmくらいのところかな、
そういう位置での数値です。
地面にべったり付けての計測だったら、
きっともっと高い数値だったと思う。
ということは、
さっき通った畑、どのくらいの数値だったんだろ。
場所は、柳原排水機場が見えるところでした。
よし、つぎ行こう。
里美公園(場所は、ここです)。
0.21 0.257
赤ちゃんのいる風景。
0.21 0.241
その近辺の地面。
0.25 0.297
あ、ねこ。
この子は、鼻血を出していた。
ウチの「外出好き」のねこも、
この子とまったく同じくどろどろの大量の鼻血を出したのは、
3月の2回の爆発後だった。
Twitterでもその時期、ねこの鼻血はずいぶんつぶやかれていた。
でも、その因果関係はわからない。
Hさんが親しくされている方のお宅に到着(千葉県市川市)。
庭は、0.16 0.158
地面は、0.20 0.252
敷地外の側溝はなんと、
0.73 1.120
またしても1μSv/hを超えるポイントがあった。
Iさん、奥様、
暖かいおもてなしをいただき、ありがとうございました。
だいぶ遅くなってしまった。
帰路は黙々と、フルメタル前後子乗せ自転車を軽快に走らせ、
金町 Hさん友人宅付近 0.19 0.221
Hさんの部屋 0.14 0.115
ということで、ここがゴール。
いやぁ、よく走り、よく計測した。
想像以上に時間がかかったので、
Hさんとは名残惜しいが、帰路につく。
JR金町駅ホーム 0.16 0.144
永福町駅3F 0.07 0.035
永福町駅北口広場 0.10 0.098
永福町駅北口広場地面0.13 0.142
自宅玄関前0.11 0.073
ただいま!
おお、夕食 ヾ(@^▽^@)ノ
大根とししとうの炒め煮(by次女)
人参とピーマンの、胡麻汚し(ほんとに器まで胡麻だらけby次女)
とんつうさんから「女将さんへ」といただいた、シャトーブリアン。
焼け具合はいかがでしょうか、とんつうさん? (by三女)
ああ、おいしい、
ぱくっ、ぱくっ、
ごちそうさまでした、ふぅ。
こうして計測してみると、
やはり首都圏でも高い数値の場所があるということが確認できた。
群馬大学早川由起夫教授は、いち早くそのことを指摘されていた。
@nnistarさんの地図。
そして、そこに暮らす人々は、
まったく普通に生活をしている。
高い線量の中で、
赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま、
立ち話をしている、若いお母さんたちを多く見受けた。
風の強い日だったけど、
砂ぼこりが上がる中、
マスクを付けている人はまったく見かけなかった。
これで、だいじょうぶなのだろうか。
国というのは、
次の世代が健康に育ってこそ繁栄があるのではないのか。
「基準値」以内だが、群馬県の夏の新蕎麦からセシウムが微量に検出されている。
この国の先が、見えない。
( Hさんのブログです。「ら すとらあだ」)
矢切の渡し周辺の草むらでは
子どもたちが歓声を上げながら遊んでいたし、
野球場では、少年野球チームが熱戦を繰り広げ、
スライディングで砂ぼこりを盛大にあげていた。
3月15日、3月21日の2回の原発での爆発によって、
ここの大地は汚染された。
そして、でも、
きっと、ほとんどの人々は、
普段どおりに生活をし、
柴又帝釈天でお参りをし、
河川敷で野球をし、観戦し、
草むらに腰を下ろし、
子どもたちはごろごろと転がりながら大地を味わっていただろう。
爆発当時の数値は、
今とは比較にならないほど高かったに違いない(現在でも0.3μSv/h以上)。
ほんとうに、子どもたちが心配でならない。
でも、今ここでお母さんたちに測定機を見せたところで、
なにも起こらず、
単に心配を煽るだけなことはよくわかっている。
重い気持ちを引きずりながら、
次のポイントへ行く。
矢切の渡しは、一応自転車可なのだが、
とても混んでいたので、ぼくらは遠慮をし、
遠回りして千葉に入る。
キャベツ畑
長ねぎ畑
ウエストバッグのガイガーカウンターを時折確認。
TERRA MKS-05という機器、
超低燃費なので常時電源をONにしておける。
だからこうして自転車で移動しながらチェックしていれば、
数値の上昇下降がわかる。
え? 高いよ、ここ。
0.26 0.300
地表1mの空間線量で、0.3μSv/h。
ということは、草むらはきっともっと高いだろう。
0.25 0.309
0.27 0.355
0.31 0.369
0.30 0.384
草の上端より5cmくらい、つまり計器が触れない位置、
地表からだとたぶん、
そうだな15〜20cmくらいのところかな、
そういう位置での数値です。
地面にべったり付けての計測だったら、
きっともっと高い数値だったと思う。
ということは、
さっき通った畑、どのくらいの数値だったんだろ。
場所は、柳原排水機場が見えるところでした。
よし、つぎ行こう。
里美公園(場所は、ここです)。
0.21 0.257
赤ちゃんのいる風景。
0.21 0.241
その近辺の地面。
0.25 0.297
あ、ねこ。
この子は、鼻血を出していた。
ウチの「外出好き」のねこも、
この子とまったく同じくどろどろの大量の鼻血を出したのは、
3月の2回の爆発後だった。
Twitterでもその時期、ねこの鼻血はずいぶんつぶやかれていた。
でも、その因果関係はわからない。
Hさんが親しくされている方のお宅に到着(千葉県市川市)。
庭は、0.16 0.158
地面は、0.20 0.252
敷地外の側溝はなんと、
0.73 1.120
またしても1μSv/hを超えるポイントがあった。
Iさん、奥様、
暖かいおもてなしをいただき、ありがとうございました。
だいぶ遅くなってしまった。
帰路は黙々と、フルメタル前後子乗せ自転車を軽快に走らせ、
金町 Hさん友人宅付近 0.19 0.221
Hさんの部屋 0.14 0.115
ということで、ここがゴール。
いやぁ、よく走り、よく計測した。
想像以上に時間がかかったので、
Hさんとは名残惜しいが、帰路につく。
JR金町駅ホーム 0.16 0.144
永福町駅3F 0.07 0.035
永福町駅北口広場 0.10 0.098
永福町駅北口広場地面0.13 0.142
自宅玄関前0.11 0.073
ただいま!
おお、夕食 ヾ(@^▽^@)ノ
大根とししとうの炒め煮(by次女)
人参とピーマンの、胡麻汚し(ほんとに器まで胡麻だらけby次女)
とんつうさんから「女将さんへ」といただいた、シャトーブリアン。
焼け具合はいかがでしょうか、とんつうさん? (by三女)
ああ、おいしい、
ぱくっ、ぱくっ、
ごちそうさまでした、ふぅ。
こうして計測してみると、
やはり首都圏でも高い数値の場所があるということが確認できた。
群馬大学早川由起夫教授は、いち早くそのことを指摘されていた。
@nnistarさんの地図。
そして、そこに暮らす人々は、
まったく普通に生活をしている。
高い線量の中で、
赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま、
立ち話をしている、若いお母さんたちを多く見受けた。
風の強い日だったけど、
砂ぼこりが上がる中、
マスクを付けている人はまったく見かけなかった。
これで、だいじょうぶなのだろうか。
国というのは、
次の世代が健康に育ってこそ繁栄があるのではないのか。
「基準値」以内だが、群馬県の夏の新蕎麦からセシウムが微量に検出されている。
この国の先が、見えない。
( Hさんのブログです。「ら すとらあだ」)
2011-09-21 16:03
nice!(0)