「昔の味」、再現シリーズ(宴そして)
というわけで、当時のカレー製作者をお呼びして、
実際に食べてもらって感想を訊く会というのをやった。
でき上がったカレーというのは、
こういうの。
さぁ、Tom、食べてみてくれ。
「うん、おいしい。ちょっとちがうようなところもあるけど・・・ぱくぱく、
だいたい、本人が作り方わすれちゃってるんだから・・・ぱくぱく、
でも、うん、味の方向はこうだったと思う・・・ぱくぱく、
もう少しサラッとしていたような気がするのと、
酸味がぼくのほうがなかったような気がするけど、
ぱくぱく、ぼくがもしもう一回作るとしたら、こういう感じだと思う」
といいながら、4皿おかわりをしてくれた。
がっつ!
食べながら、なんとか当時の記憶を辿ってみてもらった。
その1)彼の家ではよくローストチキンを作っていた。
その鶏ガラでスープをとっていた。
その2)タマネギをかなり色濃くなるまでしつこく炒めた。
その3)リンゴをすりおろしていれた。
その4)漉した記憶がある。
その5)インディアン印のカレー粉だった(あってた!)
この他にも、いろいろ話してくれたような気もするけど、
そのくらいしか覚えていないや。
4皿食べてくれて、
ぼかぁ、うれしくて、
酒も回っちゃって後のことは忘れちゃったよ。
じつはね、その前にTomは例のPIZZAも食べてるんだよ。
このところ「我が家ブーム」のアローのPIZZAだ。
彼とは、ここでも意見の一致を見ている。
アローのピッツァは、チキンが一番おいしい、と。
三女がTomにこのPizzaを出すと、
「おお、似てる!」
と喜んでくれ、
一口入れるとすぐに
「あ、これ、かなり近いね、似てるね」
と言ってくれた。
そのときの三女の喜びようったら。
じっさい、ぼくもかなり近いところまできたと思う。
彼女は最初に作ったとき以来、
調整に調整を重ねている。
1st.トライ。
>
2nd.トライ。
3rd. トライ
そして、
今回。
微妙にクラストの厚み、クラストの水分量、発酵時間などを変えている。
チーズの種類・量も微妙に違う。
これに加えて、
マルガリータを食べて、
まさにTom手製のベーコンと玉子を食べて、
4皿、カレーを食べてくれたわけだ。
ぼくとTom共通の親友Hさんも加わり、
家族みんなで幸せを感じた一日だったよ。
あぁ〜、たのしかった!
これも女将、いや妻が日々、
おいしい料理で子どもたちの舌を鍛えてくれていたからだ。
眞弓、今日は、きみも一緒にいたね?
そんな気がしたよ。
ぼくら、こうやっておいしく・楽しく、生きてるよ。
だいじょうぶ!
ああ、うっとり。
今日はみんな、こんな気持ちだよ(1分31秒あたりから)。
2012-02-04 17:40
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