たぶん、ベクレル・フリーな、夕ご飯。 [ベクレル・フリー料理]
最近は、料理の作り方が変わった。
まず
「安全そうな食材」
を見つけてからメニューを考えることが多い。
事前に頭の中で「おいしいイメージ」を作っちゃっといて、
材料がないからできない、
なんていうことになると残念感たっぷりになっちゃうからね。
おし、ちょっとおつかい行ってこよっと。
それにしても最近のスーパーには、東京以西の食材が、ある、ある。
3.11以前は、野菜の大半は関東周辺のものだったような。
でも西の人たちの食材はどうなっているのだろう?
西の農家が生産を倍増という話しは聞かない。
大変ありがたいことだけど。
宮崎産ブルームきゅうり。
宮崎産ピーマン。
これも宮崎産かぼちゃ。
最近はカット済みもあるのか。
徳島産大根。
岐阜産かいわれ大根。
お、珍しい!
佐賀産の、れんこん!
れんこんは今までほとんどが茨城産だったので、
測定値がわからない限り、ちょっと遠ざけていた食材。
おし、今日はこれで、アレを作ろっと。
お、これも珍しい。
鹿児島産グリーン・ピース。
じゃ、あと肉を買って、と。
鹿児島産豚肉。
家のそばで、
徳島産鶏。
さ、これでおっけー。
タマネギ(家の在庫。北海道)をみじんに切って、
ニンジン(家の在庫。鹿児島)をみじんに切って、
リンゴ(家の在庫。青森)をすりおろして、
炒めつけ、
同時に、鶏で出汁を引く。
ひき肉を炒め、
サラダを作って、
キーマ・カレー。(作ったのは2月22日です。肉を購入したのと同じ日です)
トッピング。
なす(高知県産)、じゃがいも(北海道産)、かぼちゃそして、レンコン(すべて素揚げ)。
グリーン・ピースをパラパラ、完成!
先日のTom's Curryとは違う、
母ちゃん(妻のことです)カレーに似た味付けに。
いっただっきま〜す!
もぐもぐ、ぱくぱく、
ああ、おいしい、
ごちそうさまでした。
我が家は母ちゃんがこの世を卒業しても、
まだ6人家族。
ぼく以外は全員若い。
彼らを、なんとか健康に育てたい。
みなさんもご記憶とは思うが、
東京へも放射性物質が到来していた。
このように。
3月15日東京を襲った「見えない雲」。
3月15日東京の放射線量増加 Abnormal increasing Radioactive in Tokyo
ぼくは当時、福島原発が爆発した直後から、
家族の外出を禁じ、家の窓はすべて閉め、換気扇も止めた。
なので家族の被曝は最小限だったかとは思うが、
ほんとうのところは分からない。
幸い、現在のぼくが住んでいる地域の空間線量は高くない。
東京をあちこち計測したが、
東の一部を除けば、だいぶ落ちついた数値になっている(個人的な感想です)。
マイクロ・ホットスポットと、
強風時の砂塵に気をつける程度で大丈夫ではないか(個人的な感想です)。
だからもしこれ以上、福島原発で新たな爆発事故などがなければ、
これからは、
被曝量を増やさないために、
食事による内部被曝を最小限にしたい。
そう思って日々、できる限りベクレル・フリーな食事を心がけている。
子どもたちは、うれしいことにみんな自宅の食事が大好き。
だからこれからも、ばりばり家飯作りに励むのだ。
そしてあわせて、食品の測定も、ね。
セシウムの半減期を考えると、
今が、大事だ。
2012-02-26 15:44
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