讃岐うどん、上総鶏、不検出。 [食品放射能測定]
大雪だ。
一気にここまで積もるのも、久しぶりだ。
今日も、食品の測定日。
電車、止まらないといい。
その前に、朝ご飯を食べて、ね。
長女が作ってくれた、ねこむらいす。
ああ、おいしい、
ぱくぱく、
ごちそうさまでした。
さ、それじゃ、行ってきますっ。
ザ・タワー展、ちょっと観てみたい。
黄金の顔展も、ちょっと興味あるな。
こどもみらい測定所、到着。
今日の測定は、ね、
讃岐うどん。
上総鶏。
これはもちろん、黒森庵で使う食材じゃなくて、
不検出だったら、晩ご飯にしようという食材だ。
いつもはとなり駅の宮崎県産の「みつせ鶏」という銘柄を買っているんだけど、
今日は雪で買いに行けなかったので、急遽、上総鶏になった。
でも、千葉県産ということだし、
これで出なければ、近県の安全性が一段アップするのに寄与するかもしれないし、
ま、トライしてみようと思った。
セシウム、たくさん出ちゃったら廃棄だけど、
そんなことにはならないでしょう、きっと(どきどき)。
今日は、スタッフの方々も大雪で、
来られなかったり、遅刻だったりで、
石丸所長さんお一人。
自らマリネリ容器へ、詰め込み、
うどん、ぎゅう詰め中。
鶏、ぎゅう詰め中。
測定、待つこと30分。
そこでもし「グレー」ならば、延長になることも。
こどもみらいには、先客の方がいらして、
石丸所長さんにご紹介いただいたのは、
座間でイタリアンレストラン「ラ・リチェッタ」を経営されている、稲垣さん。
彼はやはりベクレルフリーな店にしようと、
こどもみらい測定所さんと同形の測定機を購入された。
同業で、このように放射能対策を講じられている方に、初めてお会いした。
測定結果が出るまで、石丸所長さん、稲垣さん、
それから遅れてこられた前田副所長さんと、
おとなりの「カフェスロー」へ。
中庭も、今日は雪景色。
おいしい無農薬水出しコーヒーをのみながら、
しばし雑談。
ものすごい「放射能談義」で、
とくに前田さんの口からは、聞いたことがない単語、ポンポン。
付いてゆくのが精一杯だけど、非常に勉強になる。
印象的だったのは、稲垣さんがおっしゃったこと。
「窯で焼く、薪を使ったピッツァは、これから要注意です」
そう。
ぼくも以前ブログで書いたが、
沖縄のピッツァ屋さんで、福島県産の薪から468ベクレル、
薪の灰から3万9960ベクレルのセシウムが出た(ニュースソースは、ここです)。
こうやって、まったく想像もしないところで汚染があったりする。
気にし過ぎもよくないが、
ノーガードだと、こういうこともある。
イタリア料理屋のオーナーからの言葉だけに、
重く、ボディブローが効いた。
さて、そろそろ結果発表です。
讃岐うどん、Cs137は、1.55Bq/kg以下、不検出。
上総鶏、1.34Bq/kg以下、不検出。
今日は雪で、ラドン、ビスマスなどの影響も若干あるかもしれないということ。
I-131(ヨウ素131)が0.95Bq/kgというのが、たぶんそれです。
また、右にあるAbsolute errorというところを見る。
±そのくらいの「誤差」がある結果です、という意味だから、
それを差し引くと、Cs(セシウム)値で、
うどんは、0.35Bq/kg、
上総鶏は、0.25Bq/kg、
ということで、ほぼ無視してよいだろう。
ちなみに東都生協さんの残留放射能検査結果の、一番右の検出限界値を見てください。
高性能のゲルマニウム半導体測定機での検出限界値ですが、1とか、5Bq/kgですね。
それ以下は不検出扱いです。
今日の天候も考え合わせ、
ぼくは、こどもみらい測定所さんの出されたこの値に満足です。
おし、帰って食べよう!
なにを作るのかって?
それは、「ちた屋」風の、味噌煮込み田舎うどん。
「ちた屋」さんは、以前、渋谷東急ハンズの坂下にあったうどん屋さん。
ぼくも妻も、そして家族も大好きで、足繁く通ったものだった。
あるときとつぜん、店を閉められ、
そのごどこへ移転されたのか、
あるいはもうやめられたのか、
まったく分からなかったが、
再開されていたのを知った時は速攻で食べに行った(そのときのブログ)。
それを、我が家風に再現した。
はふはふ、ああ、おいしい(昨日も、そんなこといってたな)。
今日は雪で底冷えがしているから、
温かさが、身に沁みる。
やっぱり、ほんとうに美味しいと感じられるのは、
安心からだなぁ。
ごちそうさまでした。
2012-03-01 06:38
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