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ぼくの宝物・・・って。


このところずっと妻の蒐集物とか洋服を整理していたら、


ぼくの「お宝」も出てきた。



ぜんぜんたいしたもんじゃないし、


そんなにたくさんあるわけじゃないけど、


それらをアップしてみよう。

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Citroën SM


の、カタログ。


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すごい自動車だった。

イタリア・マセラッティ製のDOHCV6エンジンを乗せ前輪駆動、

ハイドロ・ニューマティックサスペンションなど非常に魅力的だったが、

この頃のシトロエンは故障が多く、また整備製も悪く、短命に終わる。



ちなみに一時、ぼくはシトロエン GSには、カタログではなく実車に乗っていた時期がある。


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Citroën GS(Wikipediaより)

カタログも、もちろん持っているのだけど、どこにしまったか覚えていない・・・。

空冷水平対向4気筒で、やはりハイドロニューマティック・サスペンションで、

4輪ディスクブレーキで、フロントはインボードで、

その乗り心地は大衆車ということが信じられないほど素晴しく(シートも非常によかった)、

1,200ccとは思えない走りっぷりだったし、とても楽しい車だったけど、

やはり故障が多かった、というより、しょっちゅう工場に入っていた。




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AUSTIN1300GT、の、カタログ。


Miniの成功を受けて開発された英国車、ADO16という正式名称を持つ。

設計もMiniと同じアレックス・イシゴニス。

前輪駆動、前述のシトロエンと似た構造のハイドロラスティック・サスペンション、

小さなボディながら室内は驚くほど広いなど、非常に魅力的な英国車だった。

基本ボディーをアレンジし、

モーリス、MG、バンデン・プラ・プリンセス、ウーズレー、ライレー、

そして、このオースティンもそうした姉妹車の一台だった。




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BEETLE TYPE1、の、カタログ。

説明をするまでもない、超有名な大衆車。

フェルディナンド・ポルシェの設計による。

強制空冷水平対向4気筒OHV・後輪駆動。

世界中で多くの人々の愛され、総生産台数約2153万を達成して生産終了した。


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モータリーゼーション華やかりし頃は、こんなにカラーバリエーションがあった。




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初代ゴルフ、の、カタログ。


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「かぶとむし」「Beetle」の愛称で知られたTYPE1が、

あまりにも個性的かつ愛らしいデザインだったため、

その後継車のデザインは困難を極め、

後継デザインを任されたのはイタルデザインを率いるジョルジェット・ジウジアーロだった。

ゴルフは「かぶとむし」の後継車として完全な成功を収め、今もVW社の屋台骨となっている。




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初代HONDAシビック、の、カタログ。


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初代シビック 3.jpg
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CIVIC 2.jpg


ホンダが世界戦略を狙う自動車と位置付けて作られた。

1.200cc直列4気筒前輪駆動・2ボックスなど、

英国のMini、前述のAustin1300などの特徴を日本流にアレンジしたといってよいだろう。

この車にも一時乗っていたことがあるが、

大衆車とはいえ非常に速く、ハンドリングも秀逸、

乗って楽しく、とても良くできた自動車だった。



久しぶりに、昔の記憶が戻ってきたなぁ。


意外と昔のことって、覚えているもんなんだなぁ。




ぼくはこうやってカタログを集めては夜な夜な寝床で見て、

わくわくし、

いつか自分も自動車のデザインをしたいと願っていた。




そう、


そういう若かりしころの思い出が詰まった、宝物の話しでした。



次回に、続く、かな。




(妻といい、ぼくといい、なにを集めて喜んでいるんだろうって・・・・・、おもう)



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