反原発行動主催者の方々と、首相が同じテーブルに！

すごいことだと思う。



一国の総理が、反原発抗議行動の主催者たちと会談をするというのは、


ひょっとしたら初めてのことなんじゃないだろうか。



昨日、ぼくは一日中八ヶ岳を走り回っていたから、

ネットは見ていなかったので（けーたいなので、ほぼ絶望的）、

そういう出来事が午後にあると知ったのは、今朝起きてからだった。



IWJさんなどでネット配信があるというので、

じゃ、家で視聴しようかと一瞬、迷ったが、

いやいやいや、ここは現場に足を運ぶべきよ、と、

妻に言われ、背中を押された気がした、ﾆｺﾘ♪



気付くのが遅かったので時間がない。

朝食も食べず、カフェラッテだけ飲んで、

水をボトルに詰めて、自転車の空気圧を確かめて、

一路官邸前に、GO！




そーいえば、このホイールでここで記念写真撮ってなかったので、ぱちり（皇居半蔵門）。


あ〜道草なんかして。




今日の抗議行動はイレギュラーなものだし、

平日の、しかも午後だから参加者はものすごく少ないだろうと思ったら、



いつものようなものものしい警備。




ほら、やっぱり少ないよ。（国会議事堂前駅出口周辺）



このくらいの人手です。



たった、これだけの人たちの抗議行動に、


あれほどの機動隊バスって、


いくらなんでも過剰反応じゃないのかな。


どんだけマークされてるんだ、反原連。




さて。


一方、大手メディアは黒山状態。




一番中心部スピーチエリアは、記者、記者、記者（大手メディアなんだろうな）。


いつも優遇されてるように見えるのは、ぼくのひがみかな。





今日もノリノリの、ドラム隊のみなさん（暑い中、ごくろうさまです）。



ぼくは自転車で官邸前を２周したところで、なんと、




半原連のみなさんが、官邸前から帰ってくるところにちょうど、居合わせた。





手応えあり！　という顔をみなさんがしている、よかった。






官邸でどのような会談がなされたかは分からなかったけど、

反原連の皆さんの声の張り、表情からは

ご自分たちの意見をしっかりと通してきたという印象がひしひしと伝わってきた。



それを見て取ったとたんに、うれしく、なんか気が抜けた。



このあと反原連の皆さんはいつもの抗議シュプレヒコールをする場で、

代わる代わるマイクで、

行動に参加した方々への報告がなされた。




そして報告が終わり、いつもの


「再稼働、反対！」


のシュプレヒコールが始まった。



すごかった。



いつもの金曜日夜の官邸前抗議行動の時とちがい、


今日は圧倒的にその数は少ないはずなのに、


逆に伝わってくるエネルギーは強く、ストレートにこころに響く。



これが彼らの原点なんだ。



彼らは、ここからスタートした。



最初は数百人、それが千人になり、一万人になり、２０万人になり、決壊し・・・。



でも、基本はこの人たちの、こういうシュプレヒコールからスタートしてたのだ。



来てよかった。



リアルに勝るもの無し。





一年と数ヶ月、抗議行動への参加者は増え続け、


７月あたりからは週を追うごとに増え出し、


年老いた人々、子ども、赤ちゃん連れの人々まで参加するようになり、


それでも事故のない、安心してデモに参加できる環境を


一週間という短い期間で対応し用意してこられた


反原連のみなさんに、改めてお礼を申し上げます。


あなたたちがいたから、そして今もそこにいてくださるから、


ぼくたちは安心して参加できている。


ありがとうございます。




皆さんがおっしゃっていたことに、まったく同感です。



すべての原発が止まり、


すべての原発が廃炉になるまで、


けっして、けっして、けっして、けっして、


あきらめないで抗議行動を続けたい。



岩上安身さん率いるIWJさんによる【録画配信】野田首相に対する直接要求・勧告行動



こうした出来事の可視化は、ほんとうに大事。


そうでないと、大手メディアの、


場合によっては偏った報道がすべてとなってしまう恐れがある。


反原連のみなさんをはじめ、岩上安身さんなどフリージャーナリスト皆さんの行動は、


もう「セット」と言ってよいだろう。


ぜひ全国の皆さんで応援しよう。


これからの時代にとって大変重要なひとたちです。




さ、もうあさってだ。


今週も、ぼくは自転車で参加するよ！



アーサー・ビナードさんも自転車で参加されるというので、


いっしょに走れると思うと、うれしくてたまらない。



安全運転、法令遵守で、いくよ！