里山を、ね、SSMTBで、ね。 [自転車]
官邸前抗議行動で仲良しになった @bikes_not_nukes さんは
インターネットでじつに興味深い自転車・部品を販売している。
彼から一度、彼の自転車を貸すから、いっしょに山を走りませんか?
というお誘いを受け、見事にはまった。
そしてぼくは、彼からBLACKBUCKというシングルスピードのMTBを購入した。
シングルスピードとは、変速ギアが一切ついていないという意味だ。
蕎麦でいえば、もりそばだな。
BLACK=黒、BUCK=BUCKWHEAT=蕎麦、
しかもフレームはクローム・モリブデン鋼=クロモリ=黒森、
しかもしかも
BLACKBUCKって、ヤックルじゃないか。
もののけ姫は大好きだし、
ぼくのためにあるようなバイクじゃないか!
てことで、入手しちゃったのが数日前。
床の間バイクにする気は、さらさらない。
使い倒してこそ道具だ、バイクだ。
そこへ、輸入元の @bikes_not_nukes さんから再び、悪魔のささやき(?)
「どうですか、久しぶりに里山を走りませんか?」
いかないでか!
首都圏、とある場所に集合。
走るためには、組み立てねば!
できた、じゃ、GO!
どうよ、この風景!
この木漏れ日が、なぁ、おい。
倒木があろうが、GO!
登り坂があれば、下り坂がある。
急峻な登りがあれば、当然激坂の下りもある。
ぬるぬるの沼のような路面あり、
苔むした滑りやすい岩あり、
ガレ場あり、
平地で一息。
走っている間は常に路面状況を把握していないとすぐに転倒する危険があるから、
なかなかボトルの水も飲めない。
だから平地での休憩は貴重だ。
休んだら、再び、GO!
再び、倒木。
再び平地にて休息。
猛烈な激坂のごほうびは、
どうでぃ、この景色(@bikes_not_nukesさん)! そうっすねぇ(@amatoto1010さん)!
押してもダメなら、担ぐ!
頂上には小学生たちが徒歩で登頂していて、
質問攻め。
登頂記念の、なかよし三人組。
だって、みんなおんなじ自転車=BLACKBUCKだ。
帰路、
き、きのこ!
そうか、もうそういう季節なんだな。
卵の殻から?
こうふくらんで、
美しい!
激坂、激下り、トリッキーなコースでの猛烈な集中、
一休みのときの静寂、森林の清楚な空気、
そして道端には、このような自然が。
SSMTB、完全にはまった。
最後はきれいに車体を清掃して、
次回の再会を誓う。
至福。
(@bikes_not_nukesさん、ありがとうございました)
2012-10-09 23:08
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