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戦後史の正体・ポタリング。


孫崎享さんの「戦後史の正体」がベストセラーだという。


すでに20万分以上が売れているそうだ。



戦後史の正体.jpg
戦後史の正体。




我が家は出版されてすぐに2冊買い求めた。

一冊は家族用、一冊はぼく用。



すごい内容だった。



うすうすは感じていたことなどもあるにはあったが、

トピックのひとつひとつが常識を覆すような内容のてんこ盛りといった感じで、

かみしめるように読んだ。

衝撃的だった。




読み終えるとすぐに、ぼくが読んだ本は友人に回した。


そして以後、我が家を訪れる友人・知人たちに

「おみやげ」としてプレゼントするようになった。



おや、また「備蓄」が切れてしまった。


ちょうど東京駅へ行く用事があるので、

八重洲ブックセンターでまとめ買いしようまいか。



きのう履いてた靴の裏.jpg
泥詰まり.jpg
きのう履いてたMTBシューズの裏。


泥、小石が詰まっていてカチカチ。

そうか、だからビンディングがうまくキャッチしてくれなかったのか。


固くて取るのめんどくさそうだから、

今日はちがう自転車で、GO!



丸の内にて。


MEET@MARUNOUCHI.jpg
MEEY@Marunouchi

いいね、ヴェロ・タクシー。

まだ乗ったことないんだよな、一度乗ってみたい。



信号が変わる度に、.jpg
信号が変わる度に、通行止めにしている(東京駅周辺)。


ここへ来るまでも数カ所で検問があった。


尋ねてみたら、IMF総会が開かれているという。

なるほど、世界から要人が来てるんだ。

検問・バリケード=デモ・抗議行動、と咄嗟に思ってしまうぼくって。



八重洲ブックセンターに入りすぐ左、


あったあった、


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「戦後史の正体」「アメリカに潰された政治家たち」、平積み。


5冊を「備蓄用」に。


4階にあった検索モニターには、


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堂々の一位に「戦後史の正体」、

そして四位にも「アメリカに潰された政治家たち」。

孫崎さん、まちがいなくブームに乗ってますね。



東京駅で所用を済ませて、おし、帰ろう。



都心に出ると、なぜかつい体がふらふらと向かってしまう。



ずらりと機動隊.jpg
ここもずらりと機動隊、やっぱりIMF関連かな。


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今日の愛馬と国会議事堂。



そうだ、新しいRICOH CX6のズームを試してみよっと。


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鳳凰かな?


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てっぺんは、こうなってるのか、知らなんだ。


さすがに10倍ズーム。



帰路、平川町を通ると、


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ボタン専門店。

昔は「毛糸専門店」とか「手芸品店」とか、いろいろあっておもしろかった。

そういえば、浜田山にもボタン屋さんがあったな、

今度行ってみよう。




家に戻って、DVD、読書三昧。


友人からお借りしていた、


ベクテルの秘密ファイル.jpg
ベクテルの秘密ファイル。

時間がかかったけど、やっと読み切ったぞ。



1988年初版発行のこの本、

これも孫崎さんの本に負けず劣らず、すごい内容の本だった。

こんなことが書かれていた。


「原子力産業はスリーマイル島の教訓を生かし、

原子力の安全性を高めるために全力を尽くしている」


「原子力をあきらめればアメリカの電力需要の増加に対応できない」


「原子力を放棄すれば、国民は経済的にも環境的にも被害をこうむる」



1979年のアメリカも、33年後の日本も、なにも変わっていない。




そしてベクテル、


そう、このDVD↓では「水の利権」問題で登場している会社だ。


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ブルーゴールド 狙われた水の真実。


石油ではなく、原子力でもなく、

水の利権を押さえることで人々をコントロールしようという内容。



なんだか、こうやって本を読んだり、DVDを観たりしていると、


ほんとうにぼくらが今住んでいる「ふつう」の社会の裏が、


じつはものすごいことになっているんだと、


だんだん、じわじわとわかってくる。




わかればわかるほど、


この先に困難が待ち受けているかもしれないと、思えてもくる。




でもこの、一枚一枚と、ディスクローズされ(ヴェールが剥がされ)、


真実が見えてくるような今の現象は、


じつは世界同時発生的に起きている現象なのではとも、思えてくる。



そのうねりの発端のひとつが、岩上安身さんであり、孫崎享さんなのだろう。



そして原発事故を通して見えてきた問題は原発事故に留まらず、


その根底に流れている問題は、軍事、貿易、国内外の農業問題、


さまざまな国際問題の底辺に流れている問題と繋がっているように感じる。




こうしたことに、世界中の人々が気付きはじめている。




この流れは止まらないだろう、


ぼくはそう感じるから、


あすも官邸前に行こう。



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