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細川もりひろさんの描く、ロマン。



悩んだ。


ほんとうに苦しかった。


こんなこと吐露する必要はないのだけど、

でも悩んだ。



宇都宮けんじさんについては、

ぼくは前回の都知事選の時もほぼすべて全日、

彼の街頭演説に付いて回ったから、

その人となりは、ぼくなりに感じていたし、

彼のやさしさに隠れる強靭さ、

発表された公約は素晴しいものだと思った。


勝手連的に街宣でのビラ配り、ポスティング、

やれそうなことは黒い森家族としてお手伝いした。


だから、今回も、とは思ったのだけど、

どうしても、ぼくのこころは

細川もりひろさんの描く東京、いや、

日本という国をどうしたいかという、

ロマン溢れるグラウンドデザインに、

強く惹かれた。


小泉純一郎さんが背後に、という一点で、

多くの方々は疑念を抱かれるのかとも思う。


「あの、郵政民営化の」

「あのイラクへの自衛隊派遣の」



でも全日、

ぼくは彼らの街頭演説を聴いていた。



原発推進側にいたことの非を聴衆の前で認め、謝罪をし、

その上で脱原発を目指すその姿勢をぼくはそれで良いと思う。



その程度では甘過ぎるという意見もあるだろう。


しかし、彼らの行動によって、

「脱原発」という空気が、

一気に当たり前の日常会話でも使えるようになったことは、

すさまじく大きなインパクトだ。

それだけでもすごいことだと思う。



今まではだれもできなかったことを、

彼ら二人はたったの17日間でやってのけてしまったのだ。

おそるべし二人併せて148歳の元総理大臣だと思う。



そして皆さんもお分かりのように、

今回の大手マスメディアが、

これだけ細川もりひろさんが驚異的に聴衆を集めても、

どれだけ小泉純一郎さんが原発即ゼロを熱弁しても、

放映もしなければ記事にもしないことをみても、

いかにこの二人の元首相の動きを、

現政権が警戒しているかが分かる。



もし大手メディアが

「都知事選異変! 細川・小泉旋風」

などと取り上げれば、

間違いなく彼らにとんでもない「追い風」が吹いていただろう。



細川さんは原子力ムラ・NHKに関しても言及し、

今日、細川さんが演説でおっしゃっていたが、

以後、ものすごい誹謗中傷・脅しにさえあうようになっているという。



「それもシナリオ通りなんじゃないの?」

という人もいるかもしれない。



そこで、ぼくは感じる。


ぼくの知っている細川さんは、

そういうシナリオで動く人じゃない。



ぼくは、細川さんが公約を発表する前、

いや、立候補をする前に、

ツイッターでこう書いた。



2013年11月12日(火)4 tweets

黒森庵の、こんくらい。@konkurai
原発ゼロへ共闘 細川・小泉元首相「国民運動を」 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/201311290071127.html
posted at 15:33:01



黒森庵の、こんくらい。@konkurai
細川さんと小泉さん。細川さんとは個人的にご縁があるだけに、この件に関してはほんとに希望を持ちたい気持でいっぱいだ。
posted at 15:46:07



黒森庵の、こんくらい。@konkurai
細川さんと小泉さんの今までの行動が未来の地球規模での平和と幸福・生きとし生けるものすべての平安を見据えた数十手先を読んでの行動であり、今回の行動もまさにその流れであると期待する。
posted at 17:05:53



黒森庵の、こんくらい。@konkurai
小泉さん細川さんタッグがじつは本格的な日本という国家の、ジャパンハンドラーから独立のための第一歩であってほしい。
posted at 18:22:12




そしてそれは結局今日までずっと、変わることがなかった。




彼らは、立ち上がった。



原子力ムラに対し、

メディアに対し、

宣戦布告をした。



ジャパン・ハンドラーたちが、

何十年も、あるいは何百年も、

あるいはもっと長い期間、

ずっと日本という国、国民というものを、

意のままに操ろうという計画を進めてきたのだとしたら、

それに対抗するには、

それこそ「奇手」が必要なのではないか。

将棋のプロが何十手先を読むような、

それが小泉純一郎さんのやり方だったとしたら。


「敵を欺くなら味方から」、だったとしたら。


「肉を切らせて、骨を断つ」、

そういうことだったとしたら。




全日、彼らの演説を聴いて、感じ、


そして、ぼくは決めた。


彼らを信じてみたい。




そう決めたら、


原発即ゼロ、


再稼働はさせない、


そういう力強い言葉が、


ぼくのこころの中を、気持ちよく響き渡るようになった。




コンクリートではなく、

瓦礫を土と混ぜて巨大な防潮堤を作り、

その上には防風林を兼ねた森を作るという、

森の長城プロジェクト




水・風・太陽・地熱などの自然エネルギーの、

新たな産業を育成することによって、

力強い日本を取り戻すとともに、

それは世界の最先端技術にもなってゆくのだろう。



右肩上がりの成長ではなく、

足るを知り、

新たな生活体型を構築し、

八百万の神が再び宿る国に戻し、

自然と共生する、新生日本。



ぼくは、彼のロマンに付き合ってみたい。




17日間、選挙戦、お疲れさまでした。



ぼくは明日、細川もりひろさん、


あなたに一票を入れてきます。



二人の元首相。.jpg


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