そば屋が、そば屋の宣伝を、しますとも 奈良「手打そば はやし」



方丈庵を観まくっていたら、

お腹が空いてるのに、気がついた。



ここは、京都。


ここはひとつ、長年の夢のひとつ、

あそこへ行ってみようじゃないか。


GO！



京都駅の変わりように驚く。



ん〜、ここが京都かぁ。

なんだかよくわからん、

京都へ来たっていう実感ゼロだな。





近鉄電車に乗り、



奈良県、「手打ち蕎麦　はやし」さん。


念願のお店。

林さんご夫妻は以前、黒森庵まで足を運んでくださっていた。

行きたいなぁ、と思いつつもなかなか西へ行くチャンスがなく、

行く行くといい、来て来てと言われながらあっという間に幾年月。



お〜し、蕎麦前。



花巴純米生山田錦50%、お通し、黒米。


ん〜んまい。




山盛りのじゃこおろし（醤油をかけた後です、最初はかかっていません）。

ものすごい辛味大根！

揮発性の、つ〜んとくる辛味。

これだけで２合はいけるか。




熱っつ熱の、鴨葱焼き。

すごいボリュウム。

これだけで３合いけるか。

こらこら、

でも、もう一合くらいなら。




玉川純米山廃仕込み辛口生。


どれもたいへんおいしいです。




そろそろ蕎麦をいただこう。




せいろそば




粗挽き　生粉打ち


田舎蕎麦もいただいたのだが、

気づいた時には食べてしまった後だった。



香り高く、打ち手の気持ちがひしひしと伝わってくる蕎麦。



蕎麦湯は、とろとろ。


いかん、ピントが合わなくなってきた（カメラじゃなくて、ぼく）。



いやぁ、おいしかった。

えいや、と来てよかった。


林さんご夫妻ともたっぷりお話もできたし。



ごちそうさま、また会う日まで！



帰路、どんどんと酔いが回り、

林さんに教えていただいた電車の反対方向に乗り、

途中で眠ってしまい終点まで行き、

最終電車で折り返し、

また途中で眠ってしまい、

あぶね、

と思って目を覚ましたら京都駅だった。


あっちの世界のだれかが起こしてくれたにちがいない、

きっと。



そんなこんなの珍道中だったけど、

美味し楽しのひと時でした。



また、今度は小リスたち連れて行こう。


おいしかった、

ほんとにごちそうさまでした。



楽蕎麦遊時処
手打そば はやし
奈良県北葛城郡広陵町馬見北8-6-6
電話番号0745-54-6884
FAX[phone]
定休日月曜日・火曜日
昼の部11:30-14:30
夜の部17:30-20:00