鶴居村、2日目。 [こころのなかの、こんくらい]
ああ、ぐっすりねた!
・・・と言いたいけど、
1時間ほどで起きて、GO!
・・・と思ったんだけど、
6時12分。
窓という窓に霜が降りていて、なにも見えず、動けない。
暖機運転を充分にして、デフロストを最強でかける。
-12℃。
でも、極寒の車内で待つも
ダウン2枚重ね、
ポケットというポケットにホッカイロ、
思ったほど寒さを感じないですむ、ありがたい。
そして脚にはモンベルのブーツ、秀逸。
まったく足の先が冷たくならない。
雪裡川、6時38分。
いた!
ここが、鶴たちのねぐら、雪裡川。
鶴たちは外敵から身を守るために
こうして川に一本足で立ちながら眠りをとるそうです。
もうじき、夜が明ける・・・
と思ってぼんやり見ていると、
びっくりだ、ぼくのすぐ右上を通り過ぎて行った!
また?
まただ!
今度は?
左だ!
巨大な鳥がぼくのそばを通り過ぎて行く様は、
なにか、恐竜時代を想像させるような
スケールの大きさを感じる。
次々と「発射」されて行くようだ。
お、
7時3分。
日の出、7時5分。
日の出の最中だろうがなかろうが、
また!
左!
静かに鳥肌が立っていた(人間だけど)。
同じ日本で、こんな場所があったんだ。
やがて、「発射」回数が減ってきた感じがしたので、
"鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ" へ、GO!
幼鳥は、踊りを楽しんでいるかのようでした。
鶴も、それぞれだなぁ。
ダウンロードは🎥こちら
鶴のカップル(?)が、お互いの絆を確かめ合う鳴き声だそうです。
いったん宿に戻りバッテリー充電をして、
ぼくも1時間ちょっとの睡眠だったので一休みして、
再び鶴居・伊藤サンクチュアリへ。
飛び立つ鶴たち、飛来する鶴たち、まるで空港のようだ。
午後になると、午前と違って入れ替わりが多いようだ。
そしてやがて飛去する鶴たちが多くなってゆく。
ここ鶴居村の日の入りは早い。
そうだ、昨日は日の入り、
山に消えるところしか見えなかった。
空港から鶴居村へ来る途中に、
たしか「釧路湿原展望台」というのがあった、
あそこからなら日の入りを見られるんじゃないか?
GO!
太平洋が見えるじゃないか!
美しかった。
最後の最後のところは雲の向こうに隠れたけど、
この壮大なパノラマの中での日の入り、
すばらしかった。
東京で毎日のように日の出・日の入りを見ていて
気づいたことがある。
それは、鳥たちも日の出・日の入りを眺めるのが
好きなんじゃないかということ。
ここ展望台でも、夕日を愛でていた。
お、今からならまだ鶴たちの
ねぐらへの帰還が見られるかも?!
GO!
見られた、間に合った。
一番星。
今日の、一日一食は"どれみふぁ空”さんの、
「釧路ラーメン」。
閉店間際に飛び込んだにもかかわらず
笑顔で迎えてくださる。
「寒いときは、温かいものは、いいですね」とご主人。
身体の真底まで冷え切ってたから、
ほんとうにおいしかった。
味はもちろん、そしてサービスが。
これで、鶴居村、二日目終了!・・・?
まだ、あります。
続きは、次で。
2017-02-08 09:58
nice!(0)