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甲野善紀さんと、榎木孝明さん。 [超夢]



夢・・・

超夢を、また見た。



あくまで「夢」の話です。

でも、なんだかとても興味深かったので、

備忘録として書いてみます。


あるパーティー(?)に出席してるんだけど、

となりが武術家の甲野善紀さんで、

久しぶりにいろいろと情報交換をしていた。
(甲野さんとは30年来のおつきあいです)



すると、

「あ、そうだ、加藤さん、

私、最近新しい刀を作ったんです、

ごらんになります?」

とおっしゃるので、ぜひ、といって

見せていただく。
(彼は外出時にも真剣を帯刀しています)



最初に刀を見る時は

じつは刃を素手で持つんですよ、

というので
(これは夢での話です。実際には違うと思いますのでぜったいに真似しないでください)

え?と思いながらも
真ん中あたりを持とうとすると、

「あ、ちがいます、もっと刃の先端の方を」

といって、ぎゅっと

ぼくの手を先端の方へ滑らせる。



なんと大胆な。

ぼく、刀を握った手なんですけど!



「そうそう、この辺り」

といって、彼はぼくの手を離す。

でもまったく手が切れたという様子がない。

移動させるときの力のベクトルの問題なんだろう、

などと思いを馳せる。



ものすごく刀が重い。

そりゃ、そうだ、

ただでさえ重い真剣、

ほとんど先端に近いところを握っているんだから。



なぜかぼくはその姿勢のまま、

刀の刃の真ん中あたりを

右手で「しっぺ」のように

ペンペンと叩きたい衝動に駆られて

抑えきれずにやってしまう。



「そういうことは、しません」

と甲野さんに言われた。

その通りだと思って、やめた。



すると、甲野さん、

パーティー会場で榎木孝明さんを見つけたようで、

榎木さんも甲野さんと目が合い、

お互い手を振り合う。



甲野さんはぼくに刀を握らせたまま

榎木さんの方へ行ってしまう。



ぼくは立ったまま真剣を握っている、

・・・どうする。



するとなにか、

持っていた左手に違和感が。



刀が柔らかくなりだしている。

徐々に、徐々に、

フニャフニャになりだしているようだ。



どうしたらいいんだ。

とりあえず

いくら柔らかくなったとはいえ、

真剣の刃を持ち続けるのは危ないと思い、

右手で柄に持ち帰ると、

刃がぐにゃっと下に垂れてしまった。


まるで採れたての昆布のようだ。



「甲野さん、曲がっちゃったんですけど」

と大声でいうと、

「ああ、それでいいんです、大丈夫ですから」

という返事。



すごい、剣豪という人たちは

こんな柔らかい刃で戦うんだと感心する。
(でも夢の中でも、なんか変だとは思っている)



周囲の人々は

甲野さんと榎木さんお二人が出会う

というハプニングに手拍子を取り出し、

古武術の演武をリクエスト。



お二人はいやがることもなく

「では、やりますか」

と目配せをし広いスペースを探し、

そこで演武をすることに。



お互い正座をし

お辞儀をし

頭を上げた途端、

甲野さんが扇子で

榎木さんの左胸あたりを寸止め。



猛烈な速さなのでフライングかと思うが、

榎木さんは笑顔なので、

きっとそれが彼らの速さなのだろう。
(F1ドライバーのような感じでしょうか)



「そうきましたか」

と榎木さんもニコニコしたかと思うと

やはり目にも留まらぬ速さで

扇子で応酬。



甲野さんも笑顔で

「さすが、榎木さんで・・・」

と言葉を終えないうちに

再び甲野さんの扇子が伸びる。

それを避け、応酬する榎木さん。


時折、お互いがでんぐり返しのように

「受け身」を取っている姿が、

なんだかとてもほのぼのとしている。



さすがだなぁ、

ここまでの人たちレベルだと・・・、

行くところまでいっちゃうと

扇子で済んじゃうんだなぁ・・・、

刀、いらないなぁ・・・、

いったい「勝負」ってなんだ?



目が覚めた。

(あくまでも、「夢」です)




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