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不食、終了しました。 [不食]


3月7日。

気がついたらなんにも食べていなかった

というイントロに始まった不食。


30日、無事に終了しました。

わ〜い。



終わってみればあっという間のようでもあるけど、

黒い森リス家族としては

いろいろな出来事てんこ盛りの中での不食、

なかなか、すごかった。



我が家のネコの一匹の体調が悪くなり

次女子リスが横断歩道で自動車にはねられ

もう一匹のネコが急に絶不調になり

その2日後にはこの世を卒業し

その看病中に三女子リスが噛まれ

傷が悪化し緊急入院、一週間後に退院

その後は子リス2匹の誕生パーティーと

もりもり盛りだくさんの出来事の中で

不食を最後まで続けられたことは、

とても自信になったと思っています。



この1ヶ月のことは

まだ夢の中の出来事のよう感じられ、

とても総括なんてできないけど、

一番感じたことを述べてみます。



それは、今まで

「刷り込まれ続けてきた」

と言ってもよい、自分の感覚の奥底にある
(きっと多くの人もそうでしょう)

「一日三食食べないと健康に良くない」

「食べないと力が出ない」

という観念から解放されることかな。


「なーんだ、食べないでもこれだけ生きてられるのか」

と、身体で体感できた、

これが大きい。



じっさい、あまりに毎日無理なく

自然に不食の日々が続くので、

それなら身体に負荷をかけてみようと思い

ジョギング・ウォーキングを始めました。


さすがにジョギングは突然始めたので

負荷がかかりすぎると感じ、

以後はウォーキング中心にしました。


最初は10000歩くらい、ぜんぜんOK。

20000歩、まったく問題なし。


それならば、と、

永福町〜銀座〜永福町、それも楽にクリア。


じゃ、てんで

永福町〜銀座〜新橋〜赤坂〜青山〜代々木〜永福町

というルートをウォーキングしました。

それもまったく問題なくクリアできました。


後日そのルートを自動車で走り総距離を調べたところ、

およそ30kmでした。


ぼくは最短距離を歩いたのではなく

行く町々の裏の細い道を

あちこち寄り道したりしていたので、

たぶん、あと数kmは多いでしょう。


35kmくらいは歩いたのかな。

歩数にすると40000歩を越えたかな。

不食をしていても、そのくらいは歩けました。


これは自分にとってとても大事な体験でした。

何も食べなくても水分補給だけで

これだけ移動できたのですから。



もう一つ感じたこと。

それは食費です。


ぼくはここ1年8ヶ月の間、

これもいつのまにか

一日一小食をしていましたから

それだけでぼくの食費は

一日三食食べる人の1/3です。


そしてこの一ヶ月は、

食べ物としてはゼロ、

水分補給としては紅茶・コーヒー、

果物・野菜のスムージー・スープだけでしたから、

さらに食費は少ないでしょう。

それだけで、十分満足でした。


ただ。

おなかはまったくすいていないにもかかわらず、

目はなにかが食べたい、そういうことはありました。


それは、まさに「食欲」という「欲」でした。

身体はまったく要求していないにもかかわらず、

目そして頭は「食べたい」と欲する。

まるで身体に「命令」しているみたいな。


そういう時、ちょっと落ち着いてみる。

すると、すぐにその欲は消えてゆきました。



どうもぼくは不食は身体に合っているようで、

いつまでも続けられそうでしたが、

一度立ち止まって俯瞰してみようと感じました。

そしてまたやりたければやればいいし、

そのままやめてもいい。



不食というのは、断食のような

決め事というようなものはないようで、
(予備断食・本断食・復食のようなこと)

その点はとくにぼくに合っているようで、
(決まりごとが嫌い)

だからここまで続いたのかもしれません。



さて。

不食明け最初の一口は

先日の子リス誕生日の時の


RIMG0556.jpg
パスタサラダ・カレー風味(by子リスたち)。

妻が作ったんじゃないかというほど似ていた、

おいしかった。



不食明けして、初めての朝食は

食べたいものを食べようと感じ、


RIMG0563.jpg
サラダをもしゃもしゃ食べました(byぼく)。

市販のパンのトースト、
(三女子リス、まだパンを焼けない)

そして、カフェラッテ。



この一ヶ月、水分しか摂っていなかったので

噛んで食べるというのが、なんだか不思議な感覚。


噛むのに慣れていない(忘れた?)ので、

ほっぺたの裏側両側を噛んでしまった、

いてて。



食べることはもちろんおいしい、けど、

いつでも不食に戻れそうな感覚です。



なんだか大きく変わったな、自分。



不食、おもしろい。


また、すぐやりたい。



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