再び、山形。 [ワラーチ]
先日、学生時代の親友たちとした
「山形の、日本海へ沈む夕日を見る旅」
その話しを子リスらにすると
「あたし、行きたい!」
と、末子リス。
いいね、
ぼくも、もうすでに山形エキスが切れかかってる。
行くか。
末子リスの願いを聞くと
日本海でもなく、夕陽でもなく
「山寺」を天辺まで登ること
そして
五十番飯店でご飯を食べること。
たしかに。
我が家で山形へ行っていないのは
末子リスだけだった。
その他のお兄ちゃん・お姉ちゃんリスたちは
宮城で被災した方々への炊き出しなどの途中
みな、山形に立ち寄っていた。
アテンドに長女子リスが名乗りを上げ
親子3匹で。
それならぼくは
ワラーチ"man3DALs"の「耐久テスト」を兼ねよう。
手作りのポリエチレンソールのワラーチは
想像を超えて、粘り腰。
日々、あちこちを歩いてテストをしているのだけど
どうも壊れる様子がないので
今回は過酷なテストをしてみたい。
GO!
んー、都内いたるところ、霧だらけ。
天気予報は、山形は雨らしい。
末子リス、ぽつんと一言
「あたし、雨女なんだよね」
すかさず長女子リス
「あたしは、晴れ女だからパワー全開にする!」
さて、どういう旅になるのでしょう?
旅のとちゅうのおにぎりは、んまいや。
なんて言ってたら、もう、着いた(はしょりすぎ?)
5時間の車の旅の疲れを解す、子リスたち。
雨、降ってない!
晴れ女パワー全開の長女、さすが。
ここの公園は、なぜか蒸気機関車が保存されている。
「SL8620型」というそうで
通称、ハチクロ。
大正12年日立製作所笠戸工場で造られた
国産では初の旅客列車用形式だそうだ。
そのSLをバックに写真を撮ろうとしたら
割り込む、末子リス。
雨じゃないので、元気いっぱい。
なんでこの公園めがけてきたかというと
山長さんに来たかった。
前回の「日本海に沈む夕陽を見る旅」で食べた
冷丼ラーメンが、とてもおいしかったので(9月28日撮影)
子リスらに食べさせたかったのだ。
お、あるある。
がーん。
そうだったか。
しかも、貼り紙は
「鍋焼きうどん」に入れ替わっていた。
気を取り直して、市内観光。
ワラーチ "man3DALs" で。
ここ七日町大通りは
自転車専用道路が完備されている。
なんとも羨ましい環境。
七日町大通りをの突き当たりまで行くと
「文翔館」がある。
旧県庁舎、県会議事堂として1916年(大正5年)に竣工。
1975年まで使用されていた。
大正初期の洋風建築を代表する貴重な遺構として
1984年(昭和59年)、国の重要文化財に指定され
10年の歳月をかけて保存修復工事が行われ
現在は、山形県郷土館「文翔館」として
一般に無料公開されている。
赤絨毯の階段を上ると
正庁(講堂・大広間。訓示・重要な会議で使われたという)。
天井のレリーフは漆喰塗りで
精巧に復元されている。
その一部に
山形特産のさくらんぼと紅花があるという。
(この写真のどこかにありますよ)
知事室で、知事になりきる子リス。
知事室の「ついたて」。
時計塔。
まるで異国の佇まい。
そこここのガラスは、当時のものもあるようで
歪んで見えるものもあった。
歴史・文化を紹介する展示室には
鶴岡で初点灯された「電燈」、
衆議院投票箱、など
興味深い展示も、あった。
山形県郷土館「文翔館」
〒990-0047山形市旅篭町3丁目4番51号
TEL 023-635-5500FAX 023-635-5501
開館時間/9:00~16:30
休館日/第1・第3月曜日(ただし、祝祭日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)
入館料/無料
ホームページは、こちら。
おし、小腹が空いたので
ワッフルとコーヒーセット(コーヒーは見えません)。
ミックスピザ。
どれもみな、おいしかった!
量もたっぷりで、お腹いっぱい。
今晩は「あそこ」で晩ご飯だから
腹ごなしをしなきゃ。
雨はどうやら、降らなそう。
・・・行くか、山寺!!
石段を、昇る(はしょりすぎ?)。
時間的に夕方4時を回っており
入り口で
「日が暮れるのが早いので
この時間だと頂上までは無理です
途中で引き返してくださいね」
と言われたこともあり
山門入り口を撮り忘れたのだ。
途中、こんな狭いところも。
「四寸道」というらしい。
森の中は、暗い。
ワラーチ "man3DALs" 絶好調。
子リスたちはゆっくり噛み締めながら。
ぼくは、なぜか身体が軽く
早足で「耐久テスト」。
時々、白い光が入る。
おーい、だいじょうぶかー。
もう少しだぞー!
そして、頂上。
大沸殿。
また、光が入ってくる。
(レンズに、曇りはありません)
ひと休憩し、パノラマに見とれる二匹の子リス。
盛大に光が、入ってきた。
ここは奥之院、如法堂。
さて、日が暮れる。
長居はできない。
ワラーチを締めなおして
下山。
左は納経堂、右は開山堂。
納経堂は、山内で最も古い建物ということ。
厚い雲が割れ、青空も!
五大堂。
山寺随一の展望台。
ここからのパノラマは
素晴らしい、の、一言。
もっと、もっと、ずっと、ここにいたい。
でも、頂上まで来られただけでも、感謝。
雨も降らず、青空までも出てくれて、感謝。
さ、ほんとに、降りよう。
下山。
すっかり、暗くなりました。
でも、まだ少し余裕があった。
よかった。
気がついたら、身体全体
汗びっしょりになっていた。
すごいパワー、感じたな。
また、来よう。
ホテルにチェックインして、
着替えして、
目指すは、
五十番飯店!
んまいっ!
搾菜!
焼き餃子!
海老チリ!
レバニラ!
あー、おいしかった!
末子リス、初五十番に大満足。
ホテルに帰って
ぼくはワラーチ "man3DALs" の点検。
さらに、ぼくの足の凹凸に馴染んできた。
ソールの母子球辺りと
踵は磨耗が始まっていて
部分的には
「ほぼ紙一重」状態のところもあるけど
それでもまったく問題なく歩き、走れる。
すごい、ワラーチ "man3DALs" 。
さて、と。
初日で、すでに末子リスの念願は
オールクリアされちゃったね!
雨にも降られなかったし!
明日は、どうする?
2017-10-14 02:10
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