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国際モーターショー? [超夢]


日々いろいろなことが起こりすぎて。



自分でもどうしていいのか

分からないけど。



備忘録、にしておこうか。



今日(11月14日未明)見た夢。


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なぜか年の瀬の12月28日。



数人の友達から声をかけられ行った先は

「国際東京モーターショー」。



はて、こんな時期に?


そしてどのブースも

閑散としてるのは同じだけど
(なぜ閑散としてるんだ?)

なんか様子がちがう。
(ぜんぜんちがうぞ)



それぞれのブースの自動車には

ぎゅうぎゅうに

人が身動きとれないほど詰まっていた。


佃煮状態。



聞くところによると

「どれだけ一台に乗り込めるかコンテスト」

が、全メーカーのブースで開催されていて

それぞれで優勝したチームが

まさに今

中に入った状態なのだという。



楽しそうに笑っている顔もあれば

苦痛に歪んだ顔もあり

それはそれで、なかなかおもしろい。
(失礼、夢なので)



約束のブースに行くと

その車の中に

親友たちの顔が見えた。



ぼくを見つけると

精一杯の作り笑顔とともに

みんな一斉に「指を動かす」。

手を振れないのだ。
(苦しいし)



あまりにおもしろい光景

見たことない光景なので

車の周りをぐるりと回る。



それにしても、よく詰まってる。

わずかに「息抜き」のために開いた窓から

「なぁ、これから忘年会なんだけど

おれたちこのまま出られないから

現地まで付いてきて

外へ出す手助けをしてくれ」

という。



え?

なに?

そういう話し?

「会、パーティー、集い」嫌いのぼくに?

だいたい、現地集合っつたって

どうやって?



なんだかよく分からないまま

ぼくは「サポーター」として

事前登録されているらしいので

自分の自動車をブースまで持ち込む。



モーターショーの中を自分の車で走るなんて

初めてだ。

ライトが明るい。

眩しい。




はて。

ぼくの車

なんて不思議な挙動をするのだ。


前後は当たり前だが

その場で左右に移動できる。


斜めの平行移動も

その場での回転も

自由自在なのだ。


縦列駐車は

自動車の長さ分のスペースがあればよい。

駐車したい場所に行き

スペースを見つけたなら

ボタンを押せばそのまま平行移動する。


さらにいかなる軌跡も

スイッチを押せば

頭で思うだけで走れる。



タイアがない。

どうやら「車体」の下には

たくさんのゴムボールのようなものが

埋め込まれているらしい。


極上のエアサスのよう。


それらがコマンドに従って

前後左右斜め方向に動くらしい。



できるだけの努力で説明すると

平面方向なら

どの方向にでも瞬時に移動する。



さらに驚くことは

道路と車体が「磁力」のような

「引き合うエネルギー」で

適度に繋がっているということだ。


だから、いかなる状況であっても

路面から車体が離れるということがない。


そして移動するにあたって

一切の音がしない。



いやいや、

自分の車に感動してる場合じゃないな、これ。


さすがにショーの照明は素晴らしいが

洗車してないと

さすがにそれは隠してくれないものだな。




すべての自動車は

最高級車といえども

優勝チームへプレゼントされるらしい。


それがたとえ

Rolls-Royceであろうと

Ferrariであろうと

Mercedes Benzであろうと

Porscheであろうと

BMWでああろうと。



そのくらいのことをしないと

購買層へのアピールができなくなっていた。

自動車へ対する求心力は小さくなっていた。

自動車を買おうとする人々が極めて少ない。



だから、どこも閑散としていた。



それは高級車ほど、その傾向が強い。



ぼくの車は逆に超小型で

三角のおにぎりみたいな格好をしていて

無理すれば三人座れるくらいの超小型だけど

操縦性は抜群で
(車体の下はゴムボールがたくさん)

いかなる路面状況でも地面に吸い付くように走り
(もはや「走る」という言葉が合わない、
「転がる」が適当か)

充電なのかなんだかも分からないが

一回の「エネルギー補充」で

日本列島を縦断できるような性能なのだ。


ぼくの次期モデルは

大気中からエネルギーが無尽蔵に取り出せるという。



そうした基本的な性能は何一つ変わらず

大きさの大小くらいしか違いがない時代が

「今」なのだ。



「高級車」という概念は

「大きいか小さいか」

「本皮を使ってるか宝石を使ってるか」

程度の違いでしかなく

もはや意味のないものへ変化しつつあった。




そして、もう一つのすごいは

この時代は、すでに

すべての車に

自動操縦システムが組み込まれているのだ。



「蛍の光」の音楽とともに、ショーが終了する。



各ブースのスーツを着た社員

やはり肌を露出気味のユニホームを着た

女性社員全員が頭を下げ

お辞儀をすると

それを合図のように

自動車たちが一斉に動き出す。



すごい。



それらすべてが「自動運転」なのだ。



午後8時とともに

プログラムされた順に整然と

「国際モーターショー」は閉会され

一切の渋滞なく

プレゼントされた自動車たちは

国際モーターショーを後にする。



ぼくも自分の車を自動操縦にし

手を頭の後ろに組み

ペダルを踏むこともなく

前を走る親友たちが

佃煮状態になった自動車の後ろを行く。



未来がこうだとは、思わなんだ。



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