南方熊楠展を、美熟女二人と。
国立科学博物館というところに
同級生美熟女2名と行った。
目的は
国立科学博物館創立140周年、
「南方熊楠生誕150周年企画展」。
初めての「科学博物館」、わくわく。
南方熊楠生誕150周年企画展展
民俗学の柳田邦男さんへ宛てた手紙。
膨大な数の標本が展示されていた。
熊楠さんが昭和天皇にご進講する際
進献した図譜を入れたキャラメルの箱。
きちんとした木箱などではなく
このような状態で天皇へ進献する感覚。
南方熊楠さんのことは
本を読んだりしたことはあったけど
よく分からないことだらけだったので
この展示だったら何か分かるかと思って
行ってみたのだが
ますます分からない。
19歳で渡米し、
サンフランシスコ〜ミシガン〜
フロリダ〜キュ〜バ〜
ニューヨークを経てロンドンへ。
「ロンドン戯画」
33歳に帰国するが
当時すでに
このような生活をし続けられたというのは
よほどの環境がないと出来なかっただろうことは
想像に難くない。
そういった経済的バックボーンがあったにしても
それと個人の研究というものは
完全に分離されていたように伺えた。
お金があろうがなかろうが
彼を突き動かす何かがあったのだ、きっと。
彼の視点は、緻密ということに尽きる。
展示を見ていて
「ああ、彼はきっと
もっともっと時間が欲しかったんじゃないかなぁ」
という気持ちが湧いてきた。
どの展示物にも
大変小さな文字で、びっしりと
対象物の描写が書き込まれていた。
パソコンが自由に使える現代に
もし彼が降り立ったとしたら
いったいなにをするのだろうと
心踊り、わくわくした。
はてなマークだらけで展示を後にしたけど
それでも
ものすごい情熱に突き動かされながら
生き続けた人だということだけは伝わってきた。
展示室から出て、一息つき
上を見上げると
美しい天井が、あった。
せっかく来たのだから
常設展示を少しだけ。
「トロートン社製赤道儀天体望遠鏡」
1880年ごろにイギリスから導入され
国立天文台などで活躍した重要文化財だそうだ。
日本で初めての国産歴だという。
日本で製作された最古の地球儀。
紙の張子製だということ。
月面観測図。
せっかく来たのだから、その2。
古代アンデス文明展
首が逆さま。
鼻の穴に指を入れている。
エリザベスカラー?
なんだか、まったくわからない。
とつぜん写実的だったり。
とにかく壺的なものが多い。
水が貴重だからなのか。
手紙のようなものらしい。
純金製、重そう。
超繊細。
お金というものがなく
品物は、なんでも自分で作っていたそうだ。
もしくは物々交換。
いいなぁ。
ふぅ、国立科学博物館、
駆け足だけど堪能した。
クジラ、大きい。
情報多すぎで
まだ頭がちょっとくらっとしているが
次は
東上野のヤスリ屋さんだ。
今回はぼくは一本だけ、購入。
ああ、でも何本でも欲しい。
喉が渇いて
合羽橋のすてきなお店で
熟女達はお茶とケーキ
ぼくは、ぷは。
DS-251、名器。
喉を潤したら、次はお腹だ
近くの洋食屋さんで
今度はみんなで乾杯、そして
晩ご飯。
いろいろいろいろ、あった一日。
心も身体もお腹いっぱいになった、
ごちそうさまでした!
2018-02-06 05:55
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