濃い一日、だったなぁ。
もう3月だって。
信じられない!
ま、それはそれとして。
ずっと行きたかった展示、
今日こそ!
GO!
"仁和寺と御室派のみほとけ"
平日だけど、すごく混んでいた。
展示も大変多く
興味深いもの多々だったけど
すべてはとても観きれなかった。
一箇所だけ撮影が許されている展示があった。
それは仁和寺観音堂が再現されている所で
普段は一般には非公開なのだそう。
ぎゅうぎゅう詰めのような会場だったけど
ぼくにとって眼を引いた像を
いくつか撮らせていただいた。
風神。
すごい形相です。
金色のは腕輪?
風袋にもあるけど
風をコントロールするための紐?
金糸で編んであるとか?
お洒落な、パンツ(とでもいうのだろうか)。
背後より。
背中から像を見られるって
なんか、ちょっと、すごい。
雷神。
こちらも凄まじい形相。
鉄アレイのような・・・バチだろうか。
でんでん太鼓のような小太鼓と、稲妻。
でんでん太鼓って、電電太鼓って書くのかな?
いやいや当時は電気の概念はなかっただろうから
「でんでん」ってどこからきてるのかな。
ま、いい。
稲妻で、背中がちょっと痛そうだった。
裏には回廊があり
「観音堂内部の壁画も高精細画像でリアルに再現」
してあるのだそうです。
一巡して、すぐの角に控えめに立つ
迦楼羅天。
羽が生えているのは、この像だけかな。
靴を履いていた。
靴を履く像、裸足の像、さまざま。
昔から裸足好きだったり靴が好きだったり
そういうのがあったのかな。
33体あるその中心に
千手観音像。
「宝物(ほうもつ)」でいつも感じることは
遠くから見て、素晴らしいプロポーションで
まず、釘付けになる。
だんだん寄ってゆくと
その装飾・技術に魅了される。
さらに寄っていっても
そこにはさらなる緻密な世界が待ち受けていて
どこまでも圧倒され続ける。
ふぅ、ため息、出た。
お寺とか神社で観るという行為は
どことなくアウェー感があるが
このように「出張」してきてくれると
なんか表現は変だが
おいしい料理をテイクアウトして
自分の家で食べてるような
どこか肩の力が抜けた状態で見られて
とてもよかった。
空いてる時に
もう一度観に行こうかな。
さて、今日はもう一つ展示を見たいのだ。
GO!
"アラビアの道" 展。
祈り。
なんて美しい器なんだ。
これでお茶をいただいてみたい。
なんだか、忘れました。
形が、不思議、見たことがない形。
美しい器。
巨像3体。
ライオンの顔の、文鎮。
ガラスの杯。
なんて書いてあるのか、まったくわからない。
ぼくの叔父さんはアラビア語の専門家だったので
存命だったら訊けたんだが。
神殿の扉。
香炉。
これも、なんてかいてあるのかな。
木の扉、美しい。
ぼくが一番気に入ったのは
これかな。
この展示は「表慶館」という建物で行われており
ここがまた「ここどこ?日本?」
ていうくらい、すごい。
ああ、堪能した。
観て、良かった。
急いで帰れば、まだ間に合うか?!
間に合った!
美しい!
カラスたち、大喜び。
美しく、焼けた。
富士山は最後まで雲のヴェールに覆われていた。
日の入り。
ふぅ〜、大満足。
素晴らしいものたち
すごいものたち
美しいものたち
堪能した!
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」
2018年1月16日(火) ~ 2018年3月11日(日)
アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝
2018年1月23日(火) ~ 2018年5月13日(日)
2018-03-03 00:25
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