願えば、叶うんだ、なぁ。

星に願えば、叶う

“When You Wish Upon A Star”



ほんとうにそう感じる、今日この頃。

小黒森庵を作るにあたって

ずっと通してきた

自分なりの「規範」。



それは

「どこにでもある素材」

で

「だれでも入手できる工具」

で

「自分一人」

で

製作すること。



そうやって、なんとかここまできた。



なんにもないところから、ここまで。



でも、今回だけは助っ人を依頼した。



なにしろ

初めて作るものだ。


分からないことだらけの中での、製作。



ほとんどの部分は

「想像しては、現実に落とす」

ことで

一つ一つクリアしてゆくしかない。


でも、今回のように

殊の外「強度」を要する箇所は

いくら想像しても

どうしても想像しきれない部分がある。



ビス・ナットで繋ぐこともできただろう（多分）。


リベットを提案してくださった方もいて

それも有効だっただろう。



でも今回だけは「確実性」を選んだ。



それは「溶接」だった。



ところが、ぼくには溶接の技術がない。



ヴィンテージバイクのレストア

そして

自ら一からバイクを作り上げてしまう

しかもそれが



HONDA RC174 GPマシン

というレーシングマシンを

レストアではなく

すべての部品を一から作り出した

学生時代の友Mにその旨を伝えると

その場で理解してくれ

これから工房へ来てくれてもいいよ、という。



GO！






こういうところです。

知ってる人にとっては、垂涎のバイクたちが。



到着するや否や

すぐに準備を始めてくれて





なんという腕前を披露してくれるのだ、Mくん。




おかげで、願いが叶った。






昨日部品を集めて





こうありたいと「願った」ことが






素晴らしい技術で、今日「叶った」。



これでまたひとつ、ピークを越えた。



完成にまた一歩、近づいたかな。




Cliff Edwards - When You Wish Upon A Star 1940 Ukulele Ike


Silver Stone