Low-Gと、十三夜の月。
今日は、一日二食。
相変わらず、小食な日々だ。
風邪のこともあったけど
一食とか二食とかに拘らずにいると
やはりいつのまにか小食になっている。
ブランチは軽くミニ・イクラ丼と、みかん。
(丼に見えるけど、小さな味噌汁椀)
久々に快晴だったので、屋上で食べた。
風が気持ちよかったな。
そして早めの夕食は
ソーセージキャベツ炒めと、トースト。
そう、ブランチの後
午後は楽器店めぐりをした。
話は遡ること真夏は7月某日。
学生時代の親友たちでBBQパーティーがあった。
その時たまたま
Kいけくんが持ってきていたウクレレを
借りて弾かせてもらったところ
「Low-G」というチューニングで
とても弾きやすかった。
それをKいけくんに言うと
うちにまだいくつも転がってるから
(彼はウクレレマニアなのだ)
遊んでみるかい、ということになった。
(すでにぼくは彼から一本プレゼントされている)
ウクレレが4弦と言うのは
ご存知の方は多いだろうし
調弦は基本はソ・ド・ミ・ラということも
ご存知の方もいるかと思う。
Low-Gチューニングというのは
その「ソ」を1オクターブ低くチューニングする。
低い音を出すための弦は、基本、太い。
その太い弦を張れるように
ウクレレ本体に細工をするのだ。
ウクレレ専門店に行き
いろいろな情報を仕入れ
Low-Gチューニング対応の弦を購入した。
なんで急にこういうことになったかというと
その親友のKいけくんが
ウクレレを持って遊びに来てくれたからだ。
なんと2本持ってきてくれて
どっちか好きなほうを選んで、という。
YAMAHAのヴィンテージもので
どちらもとても枯れていて、良い音がする。
悩んだ。
だってどっちも良い音がする。
でも、選んだ。
そして
Low-Gチューニングに変更してもいいよというので
早速、行動した、ということなのだ。
さすがに年輪を感じさせる所もあって
調整することにした。
マスキングテープで指板を養生。
フレットはこの写真で見ても
所々「錆び」のようなものが散見される。
アップすると、こんな感じ。
もともとの、メーカーのフレットの管理も甘かったのかな
チョーキングしようとするとザラっという感覚がある。
右半分は磨いた結果。左半分は、これから。
磨いた後のフレットたち。
磨いたら、スベスベ・ピカピカになった。
いよいよ「low-G」化するために
「ナット」といわれる部品の
弦が通る部分の「幅」を広げる。
とても微妙な箇所なので、慎重に。
うまくいった。
ボディ本体も胡桃油を含浸させた布で
しつこくしつこく
磨き上げた。
ん〜、いい音♪
深呼吸をしに屋上へ行くと
久々の快晴の空に
もうじき満月の月が見えた。
ウクレレ三兄弟(三姉妹?)
向かって左が、今回調整したウクレレ。
中央は、Kくんがぼくにくれたもの。
向かって右は、今回持ってきてくれた2本のうちの一つ。
ぼくは
「音楽を奏でる」
ということに関しては素人だけど
それでも、音楽って、いいなぁと思う。
今度、ウクレレ持って
夜の浜辺で月を見ながら
とか
日の入りを見ながら
爪弾いてみたいな。
2018-10-23 03:01
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