新年早々の、展示巡り。
去年の大晦日に
世界的に活躍をされている
テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんが
小黒森庵を見に来てくださった。
小黒森庵を体感してくださってるの、図。
同じ大学で同じ工芸工業デザインを専攻しながら
まったく彼女の存在を知らなかった。
知ったのは
ん十年後の彼女の展示
「こいのぼり、なう」
だった。
誤解を恐れずにいうと
彼女と初めてお会いした時の印象は
「初めて会った感じがしなかった」。
それがなぜなのかは今も分からないけど
その須藤玲子さんの掛け軸が
銀座松屋に展示されているというので
「第750回デザインギャラリー1953企画展「掛け軸の楽しみ」
出かけた。
日本を代表する
世界的に活躍されている
建築家・デザイナー・アーティストの作品が展示されていて
新年早々、刺激を受けた。
続いて同じ銀座、ミキモトパールで
「THE STORY OF JAPANESE TEXTILES 日本の美しい布」
を見た。
見たことのない
越後上布。
江戸小紋。
黄八丈。
有松絞。
小倉織。
大島紬。
芭蕉布。
琉球紅型。
とびきりの布たちに、出会えた。
その足で六本木「21-21」での展示
「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」へ。
第一会場は、ほとんど撮影禁止。
すばらしい「ものたち」が展示されていた。
ぼくは、だけども
第二会場がとても気に入った。
とても興味深い展示だった。
ぼくはあまり外出をしないし
情報を求めるタイプじゃないんだけど
この4年間
ずっと小黒森庵で
「作ること」
を身体で感じ続け
「暮らすこと」
の意味をずっと模索していただけに
どの展示も
栄養としてスルスルと身体に入ってきた。
とくに、布。
そして、掛け軸。
さて、と。
柳 宗悦さんの、掛け軸。
2019-01-14 00:44
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