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見たて、ホヤホヤ。 [超夢]



8月12日、明け方、目覚めた。


見たて、ホヤホヤの、超夢。



夢の間中ぼくは

妻と、ずっと一緒にいた。



妻はまだ病いの治療中で

ぼくは介護中。



もう一人、時々

介護を手伝ってくれる女性がいた。


ぼくと妻両方の友達なんだけど

ここ数十年というもの

ほとんど会うことのない同級生だった。



なぜか小リスが一匹もいないから

どこか違うパラレルワールドなんだろう。



妻の病状は一進一退というところで

安定しているといえば安定しているけど

一人で生きることはできないので

ぼくは常に彼女と共に生きている。



その時々訪れてくれては

介護の手伝いをしてくれる彼女は

大学の自動車部の部員だという。



あれ?

そういえば、ぼくも妻も

その女性もだいぶ、若い。


そうはいっても現役大学生じゃなくて

そうだな・・・、30代後半?



ぼくが自動車好きなのを覚えていて

よかったら見に行かない?

と誘ってくれた。


妻も見に行ってみたいという。



いいね、いいね

興味を持ったり

歩いたり身体を動かすのは

とても、良い。



大きな河沿いにその大学はあり

キャンパスは広大で

自動車部は河川敷にあった。



季節は今とちょうど同じくらいなので

日陰がないのでとても暑い。



川沿いの堤防をテクテク歩き

やがて河川敷へ降りると

数台のクラシックカーがぼくらを追い越して

工場というか倉庫というか

巨大な建物の中へ消えていった。



あの自動車たちが入っていったところだから

もうじきよ、とそのかの女はいう。



妻もなんとか無事に歩いている、よかった。



建物へ入って、驚いた。



世界中の、様々なクラシックカーたちが

レストアを待っていた。



どういう仕組みか分からないが

倉庫は三段重ねというか

棚があり、そこへずらりと古い自動車たちが

順番待ちをしていた。



ざっと数えてみただけで、数百台。



自動車だけじゃなく、バスも

そしてなんと蒸気機関車まで

レストアを待っていた。



倉庫(工場?)は長方形の縦長で

川の地形に沿っていて

壁両側がその「棚」の駐車場で

中央部分はこれまた膨大な量の

部品たちのストックヤードになっていた。



「蚤の市」が大好きな妻は

途端に目を輝かせて品定めをし始める。



なぜかというと、そこには

自動車部品だけでなく

同年代の家具・調度品・衣類

様々な布・皮(シート素材・内装素材)

本・雑誌・新聞・ポスターなども

合わせて陳列されているからだった。



時代背景を肌で感じながら

レストアの参考にするのだろう、きっと。



妻はティーカップ、コーヒーカップ

料理・調理用品・カトラリー

灰皿などを熱心に眺めていた。



それにしても

なんて楽しい場なんだ。



妻が治ったら

この大学へ入り直して

一日中ここでレストアしていたい・・・



ああ、目が覚めちゃった。




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