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グラン・フェッテ。 [超夢]



今日、見たばかりの

ホヤホヤの超夢です。



イタリアのどこかで

なにか魅力的な

料理関係のモストラ=展示会

が開かれるらしい。



学生時代の友達から連絡があり

それを見に行きたいのだけど

もう何十年と海外にいってないし

それは地方都市で開催されるから

土地勘もないしと相談を受けた。



ぼくはまだちょっとなら

イタリア語を覚えていそうだし

イタリアには友達もいるから

なんとかなるかもしれない。



ぼくも見に行きたいから

じゃいっしょに行こう

ということに。



ツアーは嫌いだから

旅行代理店を通さないで

往復のエアチケットだけで

宿泊は現地で

安い宿を探すのも一興ということに。



チケットを予約するのだが

ネットが苦手なぼくは

あれこれ苦労して

なんとかできた。



出発は一週間後の27日

モストラは29日。

だいじょうぶ。



友達にそれを伝えると喜んでいた。



ぼくもずいぶん海外旅行はしていないから

早めに荷物をパックしておこうと

準備をしてると

ある日

「チャオ!」

と、玄関で何やら聞き覚えのある声が。



なんとそのイタリアの友達家族だ。



「チャオ、ハルユ〜キ!」

と大家族みんなとハグして、チュッチュ。



ああ、なつかしい、このかんじ。



え”?

でも、待てよ。



彼らが今ここにいるということは

イタリアに行って頼ろうと思ってた

それができないってこと?



あわてて彼らの滞在日程を聞いてみると

1ヶ月だという。



が〜ん。



でもチケット取っちゃったから仕方ない。



それから彼らは数日間

我が家に宿泊するつもりらしい。


雑魚寝でいいという。

我が家のご飯も食べたいという。



じゃ、そうしよう。



我が家も6人家族だし

彼らも7〜8人(赤ちゃんも一緒)だから

ぎゅうぎゅうだけどなんだか楽しい。



一緒に生活していたら

ななぜか時折場所が

イタリアと入れ替わってる感じがする。



時空がずれてる?


どこでもドア状態?


なんだ、これ?



彼らがちょっと1〜2日旅行してくると言って

戻ってきてお土産だよと手渡してくれたのは

なんとまだ石づきに土のついた

笊いっぱいのイタリアの

「フンギ(きのこ)」だった。



家の中は日本なんだけど。



でも、すごくおいしそう。



すぐに料理をしようと笊を受け取ると

笊が腐っていたのか

真ん中で折れてしまい

そのほとんどが床に落ちて

床は泥だらけになってしまった。



雑巾雑巾、と廊下を歩いて

風呂場へ行こうとすると

そこは子どもの頃住んでいた

実家の風呂場。


ブリキのバケツに雑巾がかかっていた。



あれ?じゃ、おばあちゃんの部屋は?

と思って襖を開けると

部屋は暗く

そこには我が家の猫たちと

彼らがイタリアから連れてきた犬たちが

お互い抱き合いながら

雑魚寝をしていた。



なんだ、これ。



そこでハッと気がついた。


今日は何日?


30日だ!



てことは、とっくに

飛行機は飛び立ってしまっていた。



でも、友達は、じゃ、どうしたんだ?

一人で行っちゃったのか?



いや、そんなはずはない、

だってぼくが予約したんだから

一人じゃ行けないはずだ。



そして飛行機に乗れなかったけど

予約取り消しとかじゃないから

てことは、全額支払う?



なんなんだ?

夢であってほしい。



意気消沈して今へ戻ってくると

なんだか硫黄の匂いがする。


みんなも異臭を気にしてる。


窓を開けると余計臭う。



ベランダへ出てみると

エトナ山が目の前で噴火を始めていた。



カメラを取りに部屋へ戻り

噴火動画を撮り始める。



あ、でも、SNSにアップするには

スマホからの方が簡単だ。


スマホで撮り出すと

一層噴火の規模が大きくなった。



いったいどうしたらいいんだ。



避難の準備?

一刻を争う?



居間に戻ると

家全体が昔の実家に変わってて

おばあちゃんの部屋の前の廊下で

真っ黒な牛が見事な

「グラン・フェッテ」(バレエの連続ターン)を

踊っていた。



目が覚めた。



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