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確認飛行物体? [超夢]



超夢を見ない日がなくなってしまった。


毎日、見る。

必ず、見る。


忘れちゃったり

あまりに個人的なことで

書かない場合があるけど。


この日見た夢も

なかなか面白かった。



急に思いついて

直感勝負で作った。



テストしたいけど

場所が狭いと、できない。



我が家の前の道路は

交通量が多いからちょっと無理。


家を出て

すぐの交差点を左に曲がると

神社・お寺のある道路で

そこは比較的交通量が少ないから

そこでテストしてみるか。



テストするものは

ちょっとモフモフの

ぬいぐるみの動物なんだけど

これの「肝」は空に浮かぶことだ。



風船だったら

ヘリウムガスを入れれば浮くけど

これはあくまでもぬいぐるみなので

そこそこ重量がある。


だからヘリウムじゃ

とても浮かばない。



ぬいぐるみが浮かんだら

面白いなぁ

楽しいだろうなぁ

と思って

そこで、いろいろ考え製作した

その集大成のテストが、今日だ。



ねこ・・・いぬ・・・

動物みたいな

ファンタジーなぬいぐるみの中には

「浮くための装置」が仕込まれている。



でも装置はとても小さなものなので

抱くとどこかが固いとか、痛いとか

そんなことは一切なく

抱き心地は

まったく普通のぬいぐるみと変わらない。



そしてその装置がちゃんと稼動すれば

ドローンのように自由自在に飛翔する

・・・はずだ。



ぬいぐるみ・コントローラー・付帯機材

それらを持って

道路へ出て、試してみる。



スイッチを入れる。



プロペラなどではなく

あくまで反重力で浮くシステムなので

音がしない。



コントローラーの確認、OK。



いよいよ、飛行実験、スタート。



ふわり。



浮いた!



前に・・・進む!


後ろ・・・後退する!


上昇・・・した!



テストに同行の子リスたちも、大喜び。



ぬいぐるみの「おなか」を

空をバックに見るというのは

人生これが初めて。



ファンタジーとは、こういうものか。



すると、なぜか

急に降下を始めた。


つまりある意味「落下」だ。


ちょっと慌てたけど

ぬいぐるみなので

難なく素手で受け取って

「なぜ落ちたのか」を考える。



どうも、電力が不足しているらしい。


電力というか

電力を使ったエネルギーの一種だ。



それは、本来は地球上にある

誰でもが享受できるはずの

なんらかのエネルギーなのだけど

現代においてはそれは

大企業から供給される物を使うしかない。



ま、それは置いといて

つまり今の時代でいうと

手持ちのバッテリーのキャパが足りない。


てことは逆に

電力の供給が続けば

飛翔し続けてくれるはずだ。



いったん我が家に戻って

ガレージから大型の発電システムを

自動車で牽引してテスト場所に設置する。
(なんでそんなもの持ってるんだ?)



幸い夏休みなので

ほとんど人も車も通らない

道路はこの際だ

片側通行にさせてもらおう。
(をいをい、勝手にそんななことしていいの?)


もし、だれかが通りがかったとしても

これを見たらきっと

面白がってくれるにちがいない。
(ま、そうかもしれないけど)



その発電システムは

ディーゼルエンジンによる発電装置で

だからけっこうな音がする。



ぬいぐるみは無音なんだけど、なぁ。

ディーゼルエンジンは、なぁ

うるさいんだよ、なぁ・・・。



ま、テストだ、仕方ない。



ゆくゆくは、大気中に無尽蔵にある

宇宙エネルギーを取り出せばいい。



エンジンをかけて

発電開始して

コードレスで空間を通じて

ぬいぐるみにエネルギーを送ると

やがて、ふわりと舞い上がり始めた。



そして先ほどのテストよりも

ずっとなめらかに

ずっと機敏に

大空を舞ってくれた。



やっぱり、エネルギーだ。



動く、ということは

エネルギーが移動するということなのだ。


「なにかが」

「なにかの役に立つ」

そういうことなのだ。



すでに日暮れに差し掛かっていたので

もう一つのテストをやってみることにする。



それはぬいぐるみを光らせることだ。



夕焼け空をバックに、見事に

やんわりと、目に優しい

ロウソクのような色で

光ってくれた。



大成功だ。



目が覚めた。

・・・・・・・・・・・・・・・

ああ、夢だったのかぁ。

作ったんだよ、なぁ。

浮いたんだよ、なぁ。

夕暮れ空を飛んだんだよ、なぁ。


ああ

こっちの世界でも

作ってみたい。



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