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WATER BABY。



Facebookから

感動的な動画が流れてきた。






" WATER BABY "



ぼくはなぜかずっと

「出産」に強く興味があった。



とりわけ「水中出産」に。



バハマの海で(だったかな)

水中出産をした女性の話を聞き

「おお、海で」と思った。



これもやっぱり30ん年前のことだ。


ぼくにとって

1985年前後は

とくにいろいろあって

それが今のぼくの根幹を成している気がする。



お母さんの羊水というのは

太古の地球の海の成分と酷似している。

そんな話をどこかで聞いていた。



そのバハマの女性は
(お母さんになったばかりの)

しばらくの間

生まれたばかりの赤ちゃんを

海中に漂わせていたという。


それはなぜかというと

へその緒が機能している間は

赤ちゃんは酸素の供給は

へその緒からだから

しばらくの間は無呼吸でいられる。


そして

それまで「羊水の中で生きていた」のだから

いきなり「地上の生活へ変化」させるよりも

「海」というワンクッションを置いて

徐々に段階を経るほうが良い

そういうことのようだった。



でも、その時。



イルカが駆けつけてきて

鼻というか嘴で

生まれたばかりの赤ちゃんを

ぐい、と海水面に持ち上げたという。


どうやらそれは

お母さんのミスジャッジで

すでにへその緒の機能は停止していて

それ以上海中に赤ちゃんを置いておくのは

危険だとイルカが判断したからだという。



イルカのおでこの部分には

「メロン体」という器官があり

そこは「超音波ソナー」のように

スキャンができるらしい。



そのため、赤ちゃんの危険を察知して

助けてくれた、という話を聞いた。



人間とイルカのコラボレーション。



それはともかく。



「人」が生まれてくる現場が

なぜ「病院」でなければならないのか? 



出産は病気ではない。

これは5人の子供を産み育て

他界した妻が口にした言葉だった。



妻の初産は高齢出産ということと

まだぼくらの情報も少なかったから

家から歩いて行ける距離にあった

有名な病院での出産だったけど。



以後、第二子リスは

自宅でお産婆さんと共にの

ラマーズ法による出産。



第三子リスは自宅での水中出産・・・

でもお産婆さんが間に合わず

妻とぼくだけでの出産となった。


第二子の出産の時

へその緒を切る方法を学んでいたから

ぼく自身でへその緒を切っていたら

お産婆さんが到着してくれた。



第四子リス・第五子リスは

完璧な自宅・水中出産だった。


実際、へその緒は

「ドクン、ドクン」

と脈動を打っている。


脈を打っている間は

赤ちゃんは水中で溺れることはないという。


実際、やってみたが

「お母さんのお腹にいた時って

こんなかんじなのかなぁ」

っていうくらい

まったくリラックスしていて

もちろん溺れるようなことはなかった。


だってそれまで

10ヶ月間羊水の中にいたんだものね。



後産のやり方も

この時教えてもらった。



それから

羊水の塩分濃度を味わってみたら

とても穏やかな「塩加減」だった。



胎盤をステーキにして

食べてみようと思ったけど

それだけの時間的余裕がなかった。



命が誕生する

こんな感動的なシーンに

ほとんどの男親・家族・親戚は参加しない。



一方で

お葬式にはなにがあっても参列する。



ぼくには

このことが

とても不思議に感じられる。



お産は、素晴らしい場です。

驚くほど、エネルギーに満ちた場です。

生きる、ということを目の当たりにする場です。



久しぶりにこの映画を観て

とても懐かしく、感動した。



追伸:

今の時代、でも一方で

「結婚」ということの意味も

問われている気がします。


LGBT・同性婚も認められる時代です。



結婚をして

子どもを産んで

育て上げ・・・

それも一つの選択肢。



でも

そうではなくて

子どもを産まない

そういう姿もある。



あるいは

一人の人間として

結婚というものを考えず

自由に生きる

そういう選択肢にも

等しく

光が当たり出してるのかな

そう感じる

今日この頃です。



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