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ぼくの、" HK MASK “ の、作り方。 [HK MASK]

ーー“ HK MASK “ を試作して思ったことーー



高性能 " HK MASK "を作るにあたって

考えることはだいたい4つです。

1)素材選び

2)耳ゴムの代用品

3)鼻あてワイヤーの代用品

4)ミシンか、手縫いか。



それでは

まず、1)から。


ぼくが試作しているマスク本体は

IKEAの “ ELLY エリ “

399円/4枚のキッチンクロスです。


1枚100円でたくさん作れますね。


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4枚セットですから

いやというほど作れます(笑)。


直接顔に触れるものなので

素材がコットンだということと

激安だし

自宅でも黒森庵でも

さんざん使った経験があり

耐久性も確認済みなので選びました。



裏地もこちらはさらに顔に密着するので


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家にあった晒し木綿を使いました。



さて問題は、ふたつ。



最初のトライでは

使い捨てマスクの耳ゴムを

再利用して使いましたが

こういう状況下では

どこへ行っても

適度な柔らかさのゴム紐は

欠品しているようで

なにかで代用できないかということ。



もう一つの難関は

「鼻あて用針金」(ていうのかな)

こちらも最初のトライは

使い捨てマスクから流用しましたが

DIYをしようという時は

素材としてなかなか良いものがなくて

多くの人が困っている様子。



それならば、と

家の中を探し歩いて

手にとって触ってみて

いけそうだと思う素材で

再トライしてみました。



2)耳ゴムの代用品

ゴム紐を使うという観点をやめ

不織布で作られた立体マスク市販品の


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耳かけ部分を参考に


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UNIQLOのAIRismという伸縮性のある素材で

買ってはみたものの肌に合わなくて

ほとんど着なかったものを使用。


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こんな感じに、カット。


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数回「仮縫い」して

耳あたり・鼻あたり・顔の密着度を調節。



鼻あて針金は

お菓子・パンなどを袋に入れたときに

口元を閉じる


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ワイヤーリボンを3本使って


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ぐいと押し込んで


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強度としなやかさをねらってみました。



結果は

耳はまったく痛くならず

鼻への密着性は市販品よりも素直で


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大成功と言って良いかもしれません。



AIRismという素材は

ハサミで切っても

縁を縫わなくても解れてこないので

今回の目的には最適でしたが

多分TシャツなどでもOKだと思います。



それでも

ワイヤーリボンもない

そういうこともあるかと思い


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アルミホイルと竹串で試作してみました。


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大きさは、こんなかんじ。


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二つに折りたたんで


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竹串にくるくる。



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筒状になったら


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手で潰す。



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ぺったんこになったらセロテープで止める。
(アルミ箔で手を切らないように気をつけてくださいね)



手で曲げてみた限りでは


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曲がる時の感覚は市販品のそれと似て

調子良さそうです。



さて、


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これでまた

次のを作ってみようかな。



あ、そうそう

ミシンがなくても

手縫いで問題なくできます。

むしろ、静かな時間が過ごせて

気持ちよく時が過ぎて行く気がします。



作るの、楽しい。



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