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いってらっしゃ〜い! [超夢]



長い夢だった。



でも、できるだけ簡潔に書いてみる。



どこかの「別の次元」での

リス家族の話です。



そうとしか、言えない。



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妻リスが「入院」なのか

長期旅行中なのか

いずれにしても家を空けている。



子リスたちの構成は変わらないけど

一番上の子でもまだ小学6年生くらい

一番下が幼稚園くらいかな。



ぼくが完全「主夫」をやっているのだけど

親戚たちが手伝いに来て・・・

たくさんの親戚たちに囲まれて・・・

いや、どこか宿泊施設を借りて

そこで寝泊まりをしている。



そりゃそうだ、親戚たちだけでも

10人くらいいるんだから。



そのほとんどは妻方の親戚たちだ。



ぼくは自分一人で

主夫ができると言ったんだけど

たいへんだから手伝うという。



なんだか、すごいアウェーな感じ。


結婚して先方の両親と同居って

こういうかんじなのかな。



ご飯を作ろうとすると

誰かが先に作っている。


洗濯しようとすると

誰かがすでに始めている。



ぼくは自分で作る料理が食べたい。



子リスたちもぼくが作る料理が食べたい。



自分のペースで生活がしたい。



でも、それができない。



子リスたちは

口に合わないご飯をなんとか流し込んで

眠りにつくんだけど

我が家は川の字でみんなで寝るのが常で

ここではそれができなくて

3部屋を使って

部屋割をしなきゃいけない。


みんなは一部屋で眠りたいけど

それもできない。


寝具が、肌に合わない。


枕が、合わない。



みんなそれぞれに

だんだん疲れてゆき

元気が失せる限界近くになって

やっと、妻が帰ってきた。


1ヶ月、いや、2ヶ月か。


どうやら、入院をしていたようだ。



まだ完治ではないけど

あとは通院で済むらしい。


それはよかった、ほっ。



子リスたちも大喜び。


それからは「母取り合い合戦」なんだけど

上の子たちはやはりちょっと遠慮がち。


それもまた

ストレスになるんだろうなぁ。



やがて夜になり

どの部屋でお母さんと寝るか

みんなで相談しようと

妻を探すと見当たらないので

宿泊施設の廊下を歩いていると

長い廊下を右へ曲がった

薄暗いところにいた。


いたのだが

背中に何かを背負ってる。



自転車食事宅配のような

黒いバックパックのような

背負子のようなものを背負い

ぼくと目があうと

困ったなというような目つきになった。



どうしたの?

どこかへ行こうとしてたの?


と訊いてみる。


しばらく間を置いて


「うん、ちょっと旅行へ行ってみようかな」

「え? 今? これから?」

「・・・うん、そう、かな」

「ちょっと待ってくれよ
 病院から帰ってきたばっかりじゃないか。
 身体も心配だけど
 子リスたちは帰ってくるのを楽しみにしてたし
 ぼくもかなり疲弊してるし
 そういう時に、これから行こうというの?」

「うん、ごめん、予約しちゃった」

「いや〜、それは、さぁ
 いくらなんでも、さぁ
 もうちょっと時間をおいて、さぁ」



気まずい空気が流れ・・・



目が覚めた。

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実際には

もっともっと

たくさんのエピソードがありました。


もっともっと、描写は細かったです

それはまるで4K動画のように

どこを見ても

これ以上のリアリティーはないくらい。



あまりにリアルで

起きてもしばらくは

今ぼくがどっちにいるのか

本当に判断できない状態でした。



深夜の暗闇の寝床の中で

今の夢を反芻した。



これは、もしかしたら

きっと、とても大事な夢

なのかもしれない。



考えるのでなく、直感しよう。



そしたら

すぐに心に何かが浮かびました。



それは。



自分の、今の、心を大事に生きる。



自分勝手に思えるような行為

そうかもしれないけど

そう思えるかもしれないけど

やってみなきゃ、わからない。



長い目で見たら

その時は

辛いことが起きるかもしれないけど

やってよかった、と

後で感じることかもしれない。



妻は本当に心温かい人だった。



その彼女が

また旅に出るとしたら

子供たちが悲しむことを

想像できないはずがない。



それでも「行く」ことを選んだ

その先には

きっと、なにか

もっと素晴らしいことが起きるんだ。



ぼくは、そう感じたので

寝床の中で

心から、喜んで

彼女を見送ることにした。
(これは現実に、です)



またもし同じ夢の続きを見るとしたら

子どもたちにはぼくの気持ちを

ちゃんと伝えよう。



もしかしたら

病気を完治させるための

旅かもしれないじゃないか



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