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スマホと、バトン。 [超夢]



どうして

こんな超夢

見るんだろう、なぁ。

・・・・・・・・・・・

学生時代の親友で

芸術家の個展が

山奥で開催される事になり

そのオープニングに

当時の親友たちと

出席することになった。



着くと

そこは巨大な

美術館でもあり

宿泊施設でもあり

多目的ホールでもあり

すばらしい木造建築だった。



ぼくらの到着はだいぶ早く

まだ来客はほとんどいなかった。



すると親友の女子一人が


「かけっこ、しよ! よーい、どん!」


というやいなや

広大なエントランスホールを

全速力で走り出した。



をいをい。



いくらなんでもアラ70sで・・・

と、フロントを見ると

みんな笑ってる。



よかった。



その女子が

ホールを一周して戻ってくると

すでにやる気むんむんな

次の女子が

バトンの代わりにスマホを

後ろ手に差し出していた。



へ?



すると最初の走者の女子も

いつのまにか右手にスマホを。



画面を重ねるように、タッチ。



そこで

二人はお互い

助走路を走りながら

画面に映ったバトンが

相手側に渡って行く様子

渡ってきた様子を確認して

「ピッ」という音とともに

次の女子は全力で走り出した。



なにこれ。


夢?



次は、その場駆け足で

ウォームアップ完了した、男子。



男子もちゃんとスマホに

そのアプリが入っていた。


「ピッ」。



ぼくはアプリが入ってないので
(ふつう入ってないよね?[あせあせ(飛び散る汗)]

参加できなかった。



終わってから訊いてみると

今はどこの学校でも

リレーはリアルのバトンじゃなく

スマホだという。


きちんとバトンが渡ったか

助走区間内で渡っていたか

ラインを間違えていないか

そういったことがすべて

通信衛星からのデータで

瞬時にスマホで確認できるから

一番これが正確だという。


お孫さんの運動会で

駆り出されたときのために

おばあちゃん・おじいちゃんも

みんなそのアプリを入れてるという。



だから、知らなかったのか。


ぼく、孫いないし。


世の中、変わったなぁ。



P5120538.jpg
こんな、かんじだった。



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