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透明な、町。 [超夢]



久しぶりに、超夢の話しです。



その前にちょっとだけ

眠りに落ちる前

不思議な体験をしたことを

備忘録として

記しておきたいと思います。





それはまさに

「こちらの世界」から

「あちらの世界」へ行く

「その瞬間」のような感覚でした。



その時

ぼくの目はまだ閉じておらず

暗い部屋の遮光カーテンから

わずかに漏れる明け方の

ぼんやりした薄暗い光が見えていました。



その光が

目をつぶっていないにもかかわらず

徐々にフェードアウトして行き

目を開けたまま暗闇になりました。



そしてそれと同時に

身体がビクとも動かなくなりました。



ぼくは「金縛り」という現象は

何回か体験しているので分かるのですが

それとは明らかに違いました。



その時、ハッと気付きました。



そうか。



「眠る」という行為は

「死ぬ」ということに

極めて近いのかもしれない。



そんな感覚を覚えました。



もともとぼくは


「人は死んでも、死なない」


「死とは

 今いる部屋から

 ドアを開けて

 隣の部屋へ行くようなもの

 ただし一方通行だけど」


ていうような感覚が

子どものころからあり

まさにそんな感覚を


「やっぱり、そうだった」


「なんだ、ぜんぜんこわくないじゃん」


て肌で感じられたような

不思議な瞬間で

すげ〜、おもしろかったです。



さて、超夢です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ビルケンシュトックのタッセルシューズ。


久しぶりに超夢で会った妻が

うれしそうに履いていた。


色は黒、革靴。



リス家族で旅行している。



1500年前に山間を切り開いて作った

イタリアのどこかの町。



平家の落人部落のような

敵に追われて逃げ回り

なんとか生き延びようと

人が住めなさそうなところを

開墾して作ったと思われる、町。



以前にも来たことがあるような

なにか懐かしさを覚える町だけど

建物は石造りではなく

一新されていて

どれも超軽量・耐震構造。



町の真ん中の

小さなピアッツァ・教会・役場などは

歴史的文化財として残されている。



安価で泊まれるB&Bの宿が

この旅のリス家族の宿。


この宿も超近代的な

超軽量・耐震構造。



久しぶりにイタリア語をと思うが

案内してくれる女性が

流暢な英語を話すので

つい英語で話していたが

耐震構造があまりに素晴らしいことを

伝えると、急に

「今のところをもう一度イタリア語で」

と言われる。



なんで?


と尋ねると

あなたが今感じていることが

働いている従業員たちに聞こえると

彼らの励みになるから、という。



それならと

イタリア語を試みるも

だめだ、錆びてる。


なんとか伝わっただろうか。



部屋に荷物を置いて町を散歩する。



目に入る建造物は一様に

白い軽量骨素材で組まれていて

骨材の周囲はラップフィルムのような

透明の素材が貼られ

それが壁になっていて

すべて空気層になっている。



概念的には超軽量な

「ツーバイフォー」

ていう感じか。



手で押すとふわりと動くほど軽く

どの方向へも自在に動く。



それでいて超タフだということも

触ると一瞬で分かる。



ラップフィルムは

ナイフだろうが槍だろうが

受け付けないような強靭さがある。



どんな素材でできているんだろう。



店舗にするなら透明のままで良いし

住宅にするなら必要な部分だけを

不透明素材にすれば良い。



なにしろ、見た目が、軽い。



観光地だからか

店舗が多く

透明部分がやたらに多いので

建物越しに山々の緑がそのまま見える。



建物が自然に吸収されているようで

これは初めての光景だ。



町をぐるりと散歩して

宿へ戻る途中

猫のような、セントバーナード?

セントバーナードのような、猫?

と戯れた。



かわいかった。


・・・・・・・・・・・・・・・


久しぶりに

超夢を覚えていられた。



起きてすぐに調べたのは

ビルケンシュトックの

「タッセル」シューズ。


やはりというか

そういう商品はなかった。



いったいぼくは

どこにいたんだろう。



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