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女将、退院!




女将が緊急入院したのが、6月11日。



入院中は高熱も出たし、

情緒不安定にもなり、

あれほど食べることの好きな女将の食欲がガクッと落ち、

一時はこのまま崖を下るのかと思わせるような状況もあったが、

杏林大学病院のドクター・看護士さんの手厚い看護のおかげで、

今回もピークを乗り切ることができた。

ありがとうございました。



で、今日、


退院の許可が出た!


女将は今回の一連の出来事により、

自力で歩いたり直立するのが困難になったので、 

これからはぼくら家族みんなが

かなりの程度、彼女を介護をすることになる。



その方法を看護士さんたちからレクチャーを受ける。



ベッドから車椅子への移動。


「はぁ〜!」



車椅子からトイレへの移動。


「へぇ〜!」



洋服の着せ方、脱がせ方。


「なぁるほど!」



さすが、一流のプロフェッショナルの仕事は、こういうものか。



今日は自宅介護の専門家、ケアマネージャーという方々ともお会いし、

今後のプランなども相談させていただいた。



車椅子、介護ベッド、ポータブルトイレなどの購入、レンタル、

訪問診療・介護・入浴などなど、

今後起こるであろうことを想定し、

それへの対処法など、事細かに教えていただいた。

ありがとうございます。

これからどうぞよろしくお願いいたします。



悪性脳腫瘍最終ステージの女将の自宅介護というのは、

かなり大変なことなのかもしれない。



でも今回再入院し、

手厚い看護を受け、

なんとか超低空飛行から墜落をせずに、

体力の底上げをしていただき、

上昇気流に乗ることができた。



これをぼくらがどこまで維持できるかだ。



心配すればきりがない。



でも、女将は自宅での治療を望んだ。



やろうじゃないの。



そんなわけで、


女将、なんとか無事、退院!


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明るいプロフェッショナルたち。


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さらに明るいプロフェッショナルたち。


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どこまでも明るいプロフェッショナルたち(左よりNさん、Sさん)。



ありがとうございました、みなさん。



病院というところは、退院するのがうれしいところで、

病気が治ったら自然とスタッフ皆さんと顔を合わすことがなくなり、

再開するということは、再入院することを意味し、

それはとうぜん病気が再発した時だ。


だから、ドクターの皆さん、看護士の皆さんたちとは、

お会いしないのが元気のバロメーターということになるのだけど、

ここ杏林大学病院のみなさんは、

常に患者の立場に立って行動してくださり、

ほんとうに心暖かく、

いつでもお会いしていたい方々ばかりだ。



女将の病気を通じて、このようなご縁をいただけたことに、

こころから感謝いたします。



で。


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帰宅!



あいにく、雨で、肌寒けりゃ、



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そりゃ鍋でしょう。



女将、うれしい。



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「先生が素晴しくてさぁ、看護士さんたちがやさしくてさぁ」


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もりもり食べる女将と、呆れるぼく(いや、うそです。うれしいです)。


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水を飲んでも笑顔が。


自宅に帰って、緊張がほどけたのだろう、

眠くなってきたようなので。


こうして、ね.jpg
こうして、ね。


どっこいしょ、なんてやって、ね.jpg
どっこいしょ、なんて、ね。


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あら、上手になったじゃない。



ふぅ、教えていただいたように、なんとかできました(ありがとうS看護士さん!)。


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女将、お帰りなさい。


ただいま!.jpg
ただいま!



善きかな。



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