人生、一環りしちゃった。

あっという間だったなぁ。



子どものころ、

親戚が還暦のお祝いをするのを見て、

赤いちゃんちゃんこを着るなんて、死んでもいやだし、

へんな格好の帽子をかぶるのだって、絶対いやだよ、

自分がそんな歳になるなんて遠い遠い未来のことと思って、

今日まで生きてきた、ぼくだ。



でも、その日が来ちゃったよぅ。


どうすんだぁ。


「とうさん、しっ、しっ、あっちいってて！」

「ぜったい、来ちゃだめだから！」



ぼくは台所、食卓まわりには入れてもらえない・・・。



覗き見してやれ。



なんだ、これ？




「とうさん、きてもいいよ〜」


「は〜い」




なんだなんだ！




座ったら、黒い森のあなぐまに変身してた。



ぼくの大好物の、キャラメルプディングと、苺のババロアじゃないか。


きゃぁ〜、うれしい。


黒い森の王様、どうぞ。




いただきま〜す！



どう？　おいしい？




パーフェクト！



どちらも、妻のレシピの再現だそうな。


く〜っ、やってくれるよな。





どうじゃ、ひとくち。




そちにも、ひとくち。




みんなにも、ひとくち！




ドルチェのあとは、プレゼントタ〜イム。




きつねさんからは、本。



思考都市」坂口恭平　「方丈記」浅見和彦、いいっ！




黒森庵マーク入り、赤パン！



これは、くまさんから。




自転車マーク入り、黒パン！




カード付っ！




牛さんから。



次女のお友達からも、カードを♡　ありがとう！




これは？



サングラスだっ！　ほしかったんだ、これ。



きたっ！




赤いジャージだっ！！



まだ、でてくる！






着てみました。

これらは、森のみんなから。




よろこぶ虎さんと、王様。




ああ、


なんてすばらしい０歳の誕生日。





森のみんな、ありがとう！


なんとか、ここまでたどり着きました。



それもこれも、きみのおかげです。




ありがとう♡





さて、これでふりだしに戻った。



つぎの還暦まで、まだ６０年もあるじゃないか。


６０年あればなんでもできるよね。


失敗は活かし、


間違いは償い、


創造は自由に、


ああ、たのしみだなぁ。



わくわく！