かわいいじじいには、旅をさせろ。(姫路〜明石篇)
生石神社、すごすぎた。
まだぼーっとしている。
あのまま、あそこにいたら
岩と同化してたかもしれないな。
それもまた、おもしろいか。
でも、今回の旅、
まだまだ行ってみたいところがある。
目指すはあそこだ、
GO!
快晴、真っ青な空と白との対比。
姫路城。
別名、白鷺城。
ここも一度訪れてみたい場所だった。
今日は天守閣まで待たずに登れるという。
なんてラッキーな。
GO!
狭間(はざ)が見える。
様々な形状があるんだ、三角しか知らなかった。
登る、どんどん。
だいぶ登った。
もうちょっとかな。
このあたりの狭間は
低いところと違って
下向きにかなりの角度が付いている。
しかも蓋がしてあって、外側からは見えない。
いざというときに破って
銃を撃つようになっているようだ。
さらに登る、
どんどんと。
ここで靴を脱いで、ビニール袋に入れて、
素足・靴下で登ることになります。
かなり登った。
城の木組みのミニチュア模型。
そうか、
城というのは木でできてるんだ、と再確認。
すごい技術だ。
最上階近辺には「武具掛け」が所狭しと。
ここに、銃とか槍とか弓とかを掛けて置く。
蕎麦の延し棒が所狭し、で、
「銃の打ち手」じゃなくて、
たくさんの
「蕎麦の打ち手」がいて、
天守閣庵なんて名前の蕎麦屋だったら、
平和でいいかな、
ああ、うっとり。
最上階。
すばらしい眺望だな。
今では高層ビルがどこにもあるから
庶民でもこうした景色を眺めることができるが、
当時は殿様の特権だったのだなぁ。
鯱鉾を間近で見る。(もちろん天辺のではありません)
こういう作りになってるのか。
だから遠方から見ると白く見えるんだなぁ。
風通しが良く、外気37℃というのに涼しい。
しばし佇み、
この周囲では様々な戦が行われていたんだなぁ、とか、
ここで蕎麦を食べたらおいしいだろうなぁ、とか、
色々と思いを馳せ、
おし、降りよう。
下からも、美しい。
「日本の城」ていうかんじ。
鯱鉾の展示があった。
昔の方が手が込んでいる印象?
この広大さ。
城を所有するということの凄まじさを想像した。
いったい、どれだけの兵隊がここに常駐していたのだろう。
いったい、何人が働いていたのだろう。
どれだけの飯炊きが行われていたのだろう。
美しい状態を保つためのメンテナンスだけでも
気が遠くなる庶民なぼく、だ。
顔出しをしてみたかったが、
一人旅なので、断念。
姫路城は別名白鷺城と呼ばれているだけあって、
周辺に白鷺多し。
明石に移動し、おやつには、
ぼくは「明石焼」と思っていたけど、
地元では「玉子焼」と呼ぶそうです。
(店内写真NGなので、ショーケース写真で)
出汁が効いてて、おいしかった。
でも一日一小食ですんでしまうぼくにとって、
15個は、ちと多かった。
腹ごなしに、夕暮れを見ながら、宿周辺を散歩。
日の入りは見えませんでした。
せっかく明石に来たんだから。
こういうものを食べ、ぷはし、
明石の蛸の、釜飯。
二膳目は出汁で茶漬け。
今日はもう、あらゆる意味で
お腹がいっぱいすぎだ。
生石神社を堪能し、
姫路城では天守閣まで登り、
念願の「明石で、明石焼」を食べ、
蛸の釜飯まで食べた。
旅は、続く。
2016-08-13 03:56
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