detoxification、デトックス？

昨日、不思議なことがあった。



以前、１０年前のコンニャクを食べた

その話をしたことがあるけど

それに勝る（？）とも劣らない（？）

そんなことが、あった。




桂 碁石が来たので
（よく遊びに来る、ノラちゃんです）

「ちょっと待っててね」

といい

イワシの丸干しを焼いた。



ゴイちゃん用に買ったもので

お下がりを少しもらって

純米無濾過生原酒を

くい、と一杯

そんな買い物だった。



ぼくとゴイがなかなか出会えず

賞味期限は１０月９日で

焼いたのは１０日だから

滑り込み ”OUT” なんだけど

匂いを嗅いでも問題がなかった。
（ぼくは「警察犬」と言われてるからね）



おいしそうに焼きあがって

ふとゴイを見ると、いない。



え”?



そんなこと

一度だってなかった。



換気扇からは

鰻屋のタレの焼ける臭いのごとく

イワシの丸干しの油の焼ける臭いが

所構わず放たれて、匂ってたはずだ。



でも

いなくなっちゃった。



んなら

そらぁ

もったいないてなもんで

ぼくがお下がりをもらおう。




おいしくいただき、就寝。



ところが。



猛烈な吐き気で目が覚めた。



気持ち悪いだけでなく

耳も、遠くなっている。



すべての感覚が、遠い・・・



ていうか



ぼく、どこにいるの状態。



今まで体感したことのないほどの

心拍数＋発汗。



水が飲みたいが

珍しく魔法瓶に入れてなかった。



フラフラしながら

なんとか居間に行くと

次女子リスが起きていて

ヒーリングをしてくれた。



かなり回復したところで

今度は末子リスがバトンタッチして

ヒーリングしてくれて

ことなきを得た。



この間、３時間ほどだろうか。



前回、２０１１年の、つまり

１０年前のコンニャクを食べて

大変な思いをした経緯があるが

今回も

それに負けず劣らずの体験だった。



前回の件

そして今回の件

冷静に咀嚼し見直すと。



実は、たぶん

今思い返しても

コンニャクに問題はなく

丸干しにも問題はなくて

問題は自分の身体にあったのだ。
（臭いは、どっちの場合も
　まったく問題がなかった）



だから。



体調的に

崩れるべくして崩れるときに

たまたま食べたのが

１０年前のコンニャクであり

賞味期限が切れた丸干しだった。



そんな気がしている。



凄まじい一晩を過ごしたわけだけど

その甲斐あったのか

翌日は一日中元気に

空中菜園の手入れをしていたし

今は、もう

まったくどこにも異常なし、だ。




つまりは、デトックス。



そういうことなのだ。



人は、様々な形態で

中立を探す。



デトックス、ということは

行き過ぎた行為を

センターに戻す行為なのだ。



どこかのバランスが

それが身体かもしれないし

心的なものかもしれないし

いったん崩れて再構築、ということ。



そう捉えて

ぼくは

こういった出来事を

ありがたく、受け取り、浸る。