日隅一雄(@yamebun)さん、行ってきました。
ふだん、温厚なぼくだ(そうかな?)。
でも、今回の3.11以後、どう考えても得心がゆかないことが多い。
多くの人々が
「安心・安全」
「ただちに影響が無い」
というフレーズを覚えておられると思う。
ほんとに、そうなのだろうか。
(時間のある方は、昔を思い出す意味で、「安全・安心」とか、「ただちに影響がない」などを)
何度も後出しじゃんけんをされたら信じろというほうが難しい。
これだけの大きな放射能被害を起こした福島原発が収束していない状況で、
大飯原発には、福島原発にはあった免震棟がない、
免震棟、9原発で未整備 安全対策遅れ浮き彫り
直下に活断層の可能性、
大飯原発の破砕帯、総点検を 渡辺教授(東洋大)が講演
避難路の確保の問題、
大飯再稼働決定 8市町「事故対応ムリ」
など極めて重要な問題があるにもかかわらず、
安全が確認されたので再稼働するとはどういうことなのか。
大飯再稼働を決定 首相「安全」裏打ちなき強行
いったいこの国はどこへ向かおうとしているのか。
ひとりの力ではどうにもならないかもしれないが、
もしここでなにもしなかったら、きっとぼくは後悔すると思う。
日隅一雄(@yamebun)さんの最後のツイートにある、
「野田首相の地元で」がきっかけになったデモに、参加してきた。
こんなかっこで。
昨晩、作り直したホイールが調子いいと、いいな。
いつもの半蔵門。
ひとはそれぞれです。
西船橋にデモへ行くぼく、皇居をマラソンする人。
今日はずっと向かい風。
ん〜、やっぱりハンドルをとられるなぁ。
もっと前輪を改良しなきゃかな。
道を間違えたり、交差点で赤信号で止まっていると、
「いいねぇ、その自転車、それで日本中走り回ってんの?」
「いえ、今日は船橋で原発のデモがあって」
「そう、いらないんだよ、ほんと。がんばって」
と、スクーターのおじさんに声をかけられたり、
ちょっと遅刻気味で西船橋駅。
が〜ん。
デモなし。
まさか、今日も終わっちゃってるってこと、ないよな。
耳を澄ましても、それらしき音はなし。
まいったな。
仕方ないので、周辺をくんくんと探しまわる。
お、
たくさんのおまわりさんが。
お!
きた〜!
いた〜!
あれ、どこかで見覚えのある・・・、
某国営教育TVでフランス語の先生をしていた、ジャニック・マーニュさん(左)だ!
ぼくがツール・ド・フランスの勝者が着る黄色いジャージ
「マイヨ・ジョーヌ」
というのを着ていたので、目ざとく見つけ近づいて来てくれました。
ここでは列に加わらずに、もう一回別のルートへ先回りして撮影を。
老?
若
電動車椅子の方も
横断幕なひとたち
太鼓なひとたち
金管楽器なひとたち
ここで、ぼくは列に加わりました。
ジャニック・マーニュさんと2〜30分、お話しができたのは望外の喜び。
列は、どこまでも長〜く。
船橋駅駅ビル街と、もっと若君
そして、終了っ!
脱原発杉並、脱原発中野も、脱原発船橋(仮)の皆さんのコラボ・デモだったそうです。
音はちょっと大きい時もあったかもしれませんが、
ののしるようなシュプレヒコールはなく(ぼくが聞こえた限りでは)、
サンバのような太鼓あり、音楽あり、チンドン屋さんあり、
とても秩序のある、良いデモだったと感じました。
アウェーとはいえ、歩道から笑顔で手を振る人々がいたのはよかった。
みなさん、お疲れさまでした。
おにぎりを持っていったけど、暗くなる前に帰ろうと、
なにも食べずに、ひたすらペダルを踏む。
帰宅っ!
78.28km
おにぎりも食べなかったし、補給は水だけだったから、
やろうと思うと、人間ってずいぶん安上がりだな。
でも、さすがにおなかがすいた。
焼きそば(ぼくは卵抜き、ね)
とびきりのおいしさだった。
日隅さん、あなたの最後のツイッターの言葉通り、
今日、デモは行われました。
笑顔がちらっと見えた気がしました。
忌野清志郎___サマータイム・ブルース_原発.
2012-06-25 00:12
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