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被災者に捧げる、バイオリン ソロコンサート



学生時代からの親友結城さんからメールで、


「山寺でバイオリンのソロコンサートをやるんだけど、来ませんか?」


というお誘いがあった。




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山寺って、すごくいいところなんだよ。

一回行って、すっかり気にいってしまった。



ちょうど、やはり同級の親友も行きたいというので、

じゃ、いっしょに行こう、ということになった。


た・の・し・みっ!



結城さんのお父さまは結城泰作さんといって、こういう方だ。


その娘さんと大学で一緒だったわけだが、

彼女はお父さまの遺志を引き継ぎ、

山形歴史たてもの研究会を作り、現在は会長を務めている。


山寺ホテルというのは明治大正のデザイン様式を色濃く残した建物で、

現在は営業はしていないが、山寺へ足を運ぶ観光客の方々に無料開放している。


とくに2階から山寺を望むパノラマは絶景で、

しかもそこでバイオリン・ソロコンサートをするなんて、

断ったらバチが当たるてなもんだ。




おお、もう着いた。


朝からコーヒーと小さなサンドイッチだけだからお腹すいた。


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芋煮膳。


ああ、おいしかった、ごちそうさまでした。



会場の山寺ホテル。


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やってる、やってる。



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日本間、屏風の中での演奏。


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石幡暁美さん。


間近で聞くバイオリンの音色、ほんとうにすばらしい、

ああ、うっとり。



石幡さんは結城さんと高校まで同級生だったそうで、

被災されなくなられた方々の鎮魂、

そして被災され今も避難生活を続けている方々が少しでも元気になってもらえればと、

今回の演奏をボランティアで引き受けられた。


実際に宮城で被災され、山形に居を移された方が来られていて、

じっと聴き入っておられた。


やはり芸術は、こういうときこそ力を発揮する。

素晴しい企画、演奏、シチュエーションだった。

企画された結城さん、そして演奏してくださった石幡さん、

ありがとうございました。



目の前に見える、まさに「山寺」、



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来年は50年に一度の御開帳ということで、

そのときにたくさんの人々の「祈り」を折り鶴にして奉納するということを、

ここ山寺ホテルでやっていた。



ぼくも、3.11以後のさまざまな出来事、

この世を卒業した妻の幸せ、

去来するいろいろな心模様を祈りながら鶴を折った。



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未来が明るいものでありますように。





お、そうだ、

自動車に自転車を積んできているんだった。

時間はちょっとしかないけど、

山寺をポタリングしてみよっと。



急坂を探していたら激坂があって、

登ってみたらなんと、



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山寺芭蕉記念館だった。


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なんて気持ちよいところなんだ、ここは。



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山寺登り口。


もちろん、自転車での登坂はできないよ。

徒歩でも1015段の階段を登ることになる。

ぼくはまだ登ったことがないので、次回のおたのしみ。



楽しいポタリングもできたし、お腹も空いてきたので

アノ山形市の、レイの五十番飯店へGO!



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かんぱ〜い!


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怒濤の春巻

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怒濤の小龍包

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怒濤の餃子

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怒濤のレバニラ

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怒濤の海老チリ

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怒濤の青椒肉絲

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怒濤の担々麺


いやぁ、食べまくりました。

ごちそうさまでした。


ということで、急遽決まった山形の旅、

うれし、たのし、おいしの一日目終了っ!


二日目は、あしたのこころだ〜。





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