SSブログ

起きるもの、ではなく、起こすもの?



今まで、どうしようか、


何度も迷った。



でも、やっぱり書いておこう。



いろいろなことを言われるかもしれないけど、


それでもやっぱり、書いておこう、


G.E.Q


それはGreat Earth Quakeの頭文字を取ったもの。


つまり巨大地震に関わる出来事を綴った読み物だ。


それは、小説でありフィクションである。


でもそれは、「限りなく事実に近い小説」と著者は述べている。



GEQ作者のことば.jpg
この物語は、フィクションである。
だが、登場する人物、団体、地名にはできる限り実名を使用し、主幹となるエピソードはすべて
事実に基づいている。その他の匿名の人物、団体、創作の部分に関しても、すべてに実際のモデ
ルが存在する。
それでもあえて、この物語は概念においてフィクションである。




ぼくはだいぶ前にこの本を入手し、

今の今まで、

著者の言わんとすることを咀嚼し消化に努めてきた。



正しい、正しくないという判断は、きっとできない。


あるとも、ないとも、いえないのかもしれない。


だから、読んだ人本人が、どう感じるかということでしかないと思う。




でも、ちょっとぼくは今、切羽詰まった感覚があるので単刀直入に書く。

この小説によると、著者は、

阪神・淡路大震災も、スマトラ冲大地震・津波も、四川大地震も、

人工地震だった可能性を示唆している。




「まさか、人工地震なんて」


「巨大地震を起こすシナリオ? まさか」


「できるわけないじゃん」



これを読んだ当初は、そう思った。

それを信じたら3.11だって、人工地震の可能性は濃厚ってこと?



そんなばかな、と思い続けていた。

「トンデモ」な話しじゃないか、と思おうともした。

何度も何度も咀嚼し直し、

その度に、

「ありえない」

「どう考えたって、そんな大規模な地震を引き起こせるはずがない」

と、自分に言い聞かせていた。




1995年1月17日当時未明、

やはり睡眠障害で起きていたぼくは、

阪神淡路大震災の第一報を、リアルタイムでテレビで観ていた。

まさかあのような巨大地震を人為的に・・・。




ネタバレさせるのは野暮なのでこのくらいにしておきたいが、

でも、

「震災事後」の、この地球上の勢力図、

あるいは「震災事後」の、「特需」などがどうなっているかを観れば、

ぼくは、このストーリーはあり得ることだと思うようになった。



巨大地震後には「地震特需」が生まれ、利権が生じ、大量のお金が動くというのだ。

場合によっては、その一発の地震で国の勢力図、いや、

地球上の勢力図が塗り替えられることさえあるという。



それは

「静かな戦争」

といってもよいのではないか。




では、3.11はどうなのだろう?


単なる自然災害だったのだろうか?



1000年に一度と言われる日本観測史上最大の超巨大地震が、

これまた近代観測開始以来初めて明瞭に連動型地震と断定される形で発生した。



大手メディアの見出しには

「未曾有の災害」

と記され、ぼくらは

「そうか、未曾有の災害だったんだ」

と思った。



そしてさらに地震直後、原発事故が起きた。



当初、原発事故は「津波による不可避的な出来事」とされていたが、

じつは津波到達前にすでに全電源喪失し、

原子炉は危険な状態であったことが後に分かる。




2012/8/31 アーニー・ガンダーセン氏による発表。



事故後の、国の対応、東電の対応などは、

みなさんそれぞれにさまざまな記憶があると思う。





ぼくは思う。


なぜ避難させることをせず、除染に傾注したのか?


なぜ高濃度汚染禁止区域に汚染瓦礫を集め処理することをせず、

日本列島全体で焼却処理をするのか?


なぜ復興財源を被災地に集中させることなく、

シロアリのごとく財源にたかり、被災地以外に支出されているのか。


国民が疲弊しているこの時期、なぜ消費税増税を急いだのか。

増税分そっくりそのまま、IMF拠出金4兆8千億円にあてられることはないのか?


人権救済法案、ACTAが強行採決され、TPPへの参加表明を急ぐなど、

この国難の時期に、なぜ被災地の復興を最優先課題としないのか。




詳しいこと、細かいことは素人のぼくには判断できないが、

被災地に行ってみればわかることだが、

復興とはほど遠い状況で仮設住宅で暮らす人々が、いまもたくさんいる。




G.E.Qの最後の方に書かれていることが、ぼくにはたいへん興味深いので、

最後にもうひとつだけ。


ハイチ.jpg
「もし、次に大地震が起きるとすれば、ハイチだろう」



初出「野生時代」.jpg
初出「野生時代」2009年1月号〜2010年2月号


そして実際にハイチ地震が、ハイチ時間の2010年1月12日16時53分起きた。



野生時代2月号は、毎月12日発売だから、発売日は1月12日。

1月12日に起きた地震を書き記すことは、

「物理的」に不可能ではないかもしれないが、

印刷・製本・配本を含めると、きわめて現実的ではないことは確かだろう。



そう、ハイチ大地震は柴田哲孝氏によって「予知」された地震だった可能性が高い。




そして、3.11にも万が一「シナリオ」が存在していたとすると、

避難させないかわりに行う無駄とも思える大掛かりな除染事業、

今、日本列島で起きている「不可思議な」瓦礫処理の問題、

「シロアリのごとく」復興財源を食い尽くすような出来事、

それらが予定されていた「地震特需」だったとすれば、

霧が晴れるように理解できる。



また、ドサクサにまぎれて次々と強行採決してゆく様も理解できる。



1995年1月17日に阪神淡路大震災が起きたときの首相は、村山富市氏だった。


自民党総裁ではなかった。


以後、社会党は急速に縮小し、社民党となった。


そして自民党は息を吹き返し、小泉純一郎氏が総理大臣に就任し、


郵政民営化を強行したのは記憶に新しいところだろう。




2011年3月11日に東日本大震災が起きたときの首相は、菅直人氏だった。


自民党総裁ではなかった。


そして現在、民社党の支持率は急速に下がっている・・・。


次のどの党の、だれが首相になるのだろう?


そして原発再稼働、原発の新造、ACTA、TPPなどが目白押し・・・。



1995/1.17と同じようなことがリフレインされているように感じるのは、ぼくだけ?




巨大地震は、


「起きるもの」


ではなく、


「起こすもの」


だとしたら、


次の地震も、すでにセットアップされているのだろうか?



次のような動画がある。




国が認める人工地震






G.E.Q、一読をお勧めします。



GEQ.jpg
G.E.Q




nice!(0) 

nice! 0