やまがたレトロ館、って?
山形は、戦争で空爆を受けなかったため、
明治・大正・昭和初期の古い建物が数多く残っているという。
先のブログでも書いたが親友結城さんのお父さまは、
それら建物約360点をペン画で描き遺された。
山寺ホテルでは「結城泰作ペン画展」として常設されており、
それを観たぼく、そして一緒に旅した親友Yさんは、
リアルに建物を観たくなった。
GO!
朝も早よから、山形市内七日町通りを散策。
お、さっそく、
吉池眼科医院。(現在は吉池小児科・皮膚科医院)
ディティールが、なぁ、すごいよなぁ。
てくてくてくてく。
レトロの対極のような、
山形JAビル。
TPP参加断固反対!(ノボリが裏返しだったよ、両面印刷じゃないと、ね)
安全・安心な国民の食を守れ!(こっちもノボリが裏返しだよ)
JA、頑張ってほしい。
そして、できれば農薬をどんどん減らして無農薬にして、
有機栽培の作付けを増やして、
在来種を守って、
モンサントをぎゃふんといわせてほしい。
てくてく。
うえ。
山形地方裁判所。
ものすごい耐震補強だな、そこまで脆弱な構造なんだろうか?
周囲を見渡しても、こんな補強の建物なんてどこにもないよ。
もう少し美観を取り入れるデザインができなかったものだろうか、醜悪。
てくてく。
そのすぐそばに、
東京駅?
とでもいうような、
「文翔館」(旧県庁舎及び県会議事堂)
大正5年に建てられたイギリス・ルネサンス様式のレンガ造りの建物だという。
国の重要文化財。
中をちょっと観てみよう。
古き良き時代の薫りがしてくる、ああ、うっとり。
おしゃれさん。
おしゃれさんその2。
おしゃれさんその3。
おしゃれさんその4。
おしゃれさんその5。
おしゃれさんその6。
なんだかなぁ、今の建築と比べると、
圧倒的にうれしいし、たのしいよなぁ、
余裕あるよなぁ。
観ることができて、良かった。
おし、もうひとついってみよう!
てくてく、てく。
ほぅ。
自転車専用道路の社会実験。
いいぞ、いいぞ、山形市。
レンタサイクルも始まったようだし。
それなら、やるんだったら、
富山シクロシティくらい本腰を入れたらどうだろう。
そして路面電車。
以前、ぼくは富山でそれらを利用してみた。
山形市全市に自転車専用道路、路面電車網ができたら、
ぼくは引っ越したいくらいだな。
雪にはファットバイクという手もあるし、ね。
さて、つぎ、いこう。
てくてくてく。
あった、もうひとつのレトロ館。
旧山形市立第一小学校
現在は山形まなび館として運営されている。
「荒井良二の山形じゃぁにぃ2012」が行われていた。
いやぁ、山形、おもしろい。
東京に一極集中する時代は、もう終焉を迎えつつあるんじゃないだろうか。
「地方」という言い方も問題だけど、
各地からさまざまな情報発信があるということは、
これからの時代とても大事なことだと思う。
前から思っていることだけど(きっと多くの人が感じているだろう)、
日本全国、どこの駅を降りても同じような街の表情なんてつまらない。
それぞれの風土にあった生活というものがあったはずだし、
今もそれはあるはずだ。
どこもかしこも金太郎飴のような国なんて、おもしろくないじゃないか。
人だって、街だって、国だって、
みな個性があるから面白い。
そういう意味でも、
山形、がんばってほしい。
また行きます!
そして、まだ観ていないレトロ館、
スタンプラリーじゃないけど、どんどん観てまわりたいと思います。
ああ、良い旅だった、
うっとり。
2012-10-24 00:38
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