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あっという間、に。


師走だ。

そして、母がこの世を卒業して明日で35日!

そしてもうじき巷ではクリスマスらしい(うちは関係ないが)。


クリスマスが終われば大晦日そして新年!


早い、早すぎる!!



母が他界してどうかというと

別に何があるわけじゃない、

淡々と日々が過ぎてゆき、自分も齢を重ねてゆく。



施設での生活を12年間していた母。


大晦日と新年は、

普通は家族みんなで共同作業をしたり、

家族との一体感を感じてみたり、

なにかと日常とは違う時間の流れがある。



ぼくはきっと淋しいんじゃないかと思い、

できるかぎり大晦日と新年、

この二日間は外さずに顔を見にきていた。



もちろん行けば喜んでくれるのだが、

でも、

母は、いつも言っていたな。


「新年新年ったって、日が一日変わるだけだから、

べつに無理して来なくていいよ」



その通り。


新年になったからって、

だからどうだ、てんだ、

なにがおめでたいんだ、

べらんめいの母としては

そう言いたかったのかもしれないけど。

そこまでは言わなかったけど。



日々を淡々と生きてるのが好きだったからなぁ。


朝起きて、朝ご飯作って、

家の掃除して、

駅まで買い物に行って、

晩ご飯作って、

家族が楽しそうに過ごしたのを確認し、

一日が無事に終わる、

それで満足の母だったなぁ。



超忙しい父が、母に気を利かせて、

「映画でも観に行こう」

と誘って、

もちろんぼくは遠慮して、

帰ってきて母にどうだったかと聞くと、

隣で寝てたという。



父は時々母を旅行に誘ったりもしていたが、

「景色見るんだったらうちにも庭があるし、

食べたいものはうちで作って食べればいいし、

別にどこにも行きたくない」



父がロマンティックになってるんだから協力してやれよ、

とも思うのだったが、それも夫婦。



生きるって、どういうことなのかな。



天に与えられた日々を、

ただ淡々と過ごすのもその人の人生。



思い切り、なにかに集中して、

燃え尽きて生きるのも人生。



母よ、天国・宇宙はきれいですか?

それとも、「うちとなにも変わらない」ですか?



それでもいいけど、

二人でらゔらゔはしてくださいね。



あ、言わなくてもそれはしてる、

あ、そら、すつれいすますた!




Across The Universe (by John Lennon)



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ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙

A new astro-camera has captured the sharpest images ever of the universe—twice as sharp as the Hubble Space Telescope




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