３５。

どうやら

妻がまだもし

この世にいたら

３５周年記念らしい。




結婚記念日を忘れるくらい

お互い爺さん婆さんになるまで

いっしょに生きるはずだったんだけど。


それでもたぶん

この日を記念日にしたら

きっと忘れないだろうと

決めたその日が、３月３日だった。



そんなわけで

一日二人羽織状態で

おいしく楽しい時を過ごした。


妻は料理作るの大好き

食べるの大好きだったから、ね。



ブランチは

引き立ていりこ出汁

お揚げの炊いたんで



きつねうどん。



ちょうど朝から

浅草に行っていた

次女子リスが帰ってきて

お土産のお団子たちは

デザートで。




うぐいす餅と、みたらし団子。


みたらし・・・？

御手洗・・・・？

と思って調べてみたら

下鴨神社にたどり着いた。


「下鴨神社では、毎年夏になると「御手洗祭（みたらし祭）」が行われています。御手洗祭は、なんと平安時代から続く歴史あるお祭りのようです。そして、この御手洗祭の境内で売られていた食べものこそが、串に刺して焼いた団子で、「みたらし団子」と呼ばれるようになった」

とある。

五王 加茂野店 、行ってみたくなった。




団子三兄弟も、ね。



洗濯物を取り込んでいたら




東に沈む？

夕陽が見えたので

それってんで

ふくにわへ。






絵本のような、日の入りだった。



美しい日の入りを見た後は

今日のメインイベント。



レストラン「EAT」の

「昔のミートパトラ」の、再現。



なんちゃってフォン・ド・ボーが

まだたくさんあるので



ドミグラスソースを作る。




昔のミートパトラは卵は殻の中だった。




できた。





辛すぎると黄身を混ぜて中和したり。



糠床はここ数日

三女子リスの了承を得て、管理してる。




どれもこれも、身体に沁みる。




ご飯って、結局、お焦げがおいしいんじゃないだろうか。



ほんとになんだか

二人羽織ていうか

二人三脚みたいだった。



おいしかった、ね。



最近感じるんだ。



「愛」というものは

個々の心の中に確実に存在してるんだけど

それが交わる時が来る

そんな感じがある。



たくさんの人々が

それぞれに

「これが愛だ」

と感じているエネルギー
（ていうのかな？）が

一つにまとまっちゃう、ていうか。



個、であり

全体、である

そんな、感覚かな。



おでめとう、３５年♪