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零下20℃の、水。



正直に、言います(書きます)。


ものすごく、疲れています。



それはなぜかというと、

「Butterfly Dream」が理由です。



今日も3回観ました。



いわば、それって

映画の3本立てなんです。



そのどれもが

「超超夢=Butterfly Dream」なんです。



ぼくのなかで

次元がまたひとつ

切り替わった感じです。



そのうちの

なんとか覚えていられた

ひとつをご紹介してみます。



ぶっ飛んでるとも言えるけど

なんか、辻褄が合うんだよなぁ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どこか、田舎の風景。



リス家族は

全員招待され

ここに来ている。



目の前は一面、森。



森の一部を切り開いて

そこは芝生 & 住居スペース。



10家族程度が滞在できる

Comfortableな、宿泊施設・食堂。



いいなぁ

多すぎない環境、って。



いつでも

個展が開催できる

展示スペースがある、って。



人のエネルギーが

発信できる場所がある、って。



ワークショップスペース

(含む料理)、工房がある、って。



思った事を

すぐ実験できる場所がある、って。



なんだよぅ、すべて、平屋だ。

いいなぁ、空が広くて。



その日は、とある彫刻家の

個展のプレオープンだった。



ドレスコードは白、もしくは生成り。



髪の毛は白髪、金髪、こげ茶、黒

あるいはスキンヘッドはOKだが

それ以外のカラーヘアダイの場合は

帽子もしくはスカーフ着用。



展示スペースの建物の内外が

オフホワイトでデザインされていて

今回の彫刻作品も

オフホワイトが基調ということで

このようなドレスコードの指定のようだ。



彫刻のコンセプトは、「自然」。



オープニングに先立ち

食堂では軽食が用意されていた。



ふわふわのサンドイッチ。



これが

どうやって焼いたのか

まるでわからないのと

焦げ目がまったくない。



真っ白の

ふわふわした

パンのような物体。



ふわふわなんだけど

もちもちではなく

手で持つと崩れそうなくらい脆い。
(グルテンがまったくないような印象?)



口に入れると溶け出しそうだ。



中の具は、主に野菜が中心で

パンに焦げ目が一切ないので

色とりどりの野菜が引き立つ。



ドレスコードが白を基調なのも

非常に有効に機能しているのか。



サンドイッチをいくつか木の皿へ取り分け

庭に用意された(森に向かって)

テーブルにつく。



子リスたち、大喜び。


あれ、そういえば子リスたち

まだ、小学生〜中学生くらいだ。



皆それぞれ

好きなものを取った皿を持ち

テーブルに座ると

目の前にはどーんと

これでもかというくらいに

今まさに紅葉真っ盛りの

森のパノラマ。



天を仰げば、快晴

雲ひとつない、青空。



それまで

白・生成り色に目が慣れていたからか

突然の総天然色に、しばし目を奪われる。



泣きたくなるほど、美しい。



落ち着いたところで

サンドイッチに手を伸ばすと

やはりここにも自然の総天然色が。



自然、うつくしい。



そして、なんておいしい。



どうしたらいいんだ、この感情。



まさに、初めて食べる食感・・・

だって、パンが口の中で解けてゆくんだよ。
(溶けて、ではなく「ほどけて」です)



その時。



聞き慣れない

「ぶーんぶーん」

ていう音が

森の方から聞こえてきて

やがて

だんだん大きくなったと思ったら

森から

大きなドローンが飛び出してきて

なんと

そこには人が乗っていた。



まるで「空飛ぶオートバイ」だな。



ちょっと操縦がおぼつかないが

やがて

我々のすぐ頭上まで来たかと思うと

その男性は


「ハロー、エブリバディ、ボンジュール」


と手を振ってきた。



フランスのワイン好きな

ちょっとお腹の出っ張った

赤ら顔のおじさん的なかんじ。



ぼくらも笑顔で手を振る。



すぐに頭上を越して北へ消えていった

と思ったらすぐにまた戻ってきたが

どうも操縦を間違えていたようで

本来は着陸したかったようだ。



すると今度は森から

背の高い眼鏡をかけた

痩せ型の科学者風の男性が

息を切らせて早足で出てきた。



その男性は薄いベージュの

タータンチェック柄のスラックスに

白いワイシャツ・茶のネクタイ

という出で立ちで

鉄人28号ていう漫画に出てくる

正太郎くんが使うリモコンにそっくりな

コントローラーを必死に操るのが見えた。



そうか、この人が

ドローンを操縦してたのか。



ていうことは

このドローンは、ラジコン機なのか。



でも、じゃ

操縦者にあのリモコン渡せば

本人自ら操縦できるんじゃないのか?



そんな疑問が湧いたが、ま、いい。



と思って見ていたら突然急降下して

「あぶない!」と思った瞬間

落下傘が開き事無きを得る。



先進の技術を持ってしても

最後の頼みの綱は

原始的なんだね。



ドレスコードに沿った服装なので

着陸するのかと思って、みんな

ワクワク、ドキドキしてたら

西の方へと消えていった。



着陸失敗したらたいへんだから

良い判断だったのかもしれない。



サンドイッチを食べ終わり

子リスたちの皿も重ねて返しに行くと

デザートのご用意があります、という。



なんと、そこには

冷やされた水の中に

ワンポーションに整えられた
アイスクリームが浮かんでいた。
(全部白いので、たぶんヴァニラです)



解けるだろう、ふつう。



と思った瞬間

その案内してくれた女性は


「零下20℃でも凍らない水なんです」


と教えてくれた。



おもしろい!



子リスたちに食べさせたい

と、人数分を持ってテーブルに引き返すと

子リスたちは全員

森の中へ遊びに行って、いなかった。



どうしよう、とけちゃうよ・・・



あ、零下20℃の水の中だから

解けないのか、ふぅ。



目が覚めた。



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