日用作家と、廃油ストーヴな日。 [廃油ストーヴ]
日用作家です。
まだやってんの?
と思われるかもしれませんが
おもしろいので、続けてます
今回は、例の
「廃油ストーヴ」の作り方・・・
作り方といっても
缶への加工は一切ないので
「芯」となるティッシュペーパーの
折り方教室・・・、てなかんじでしょうか。
でもその折り方も
誰でもできる簡単さです。
一枚の、ティッシュペーパー。
半分に折る。
折るんだけど
4〜5mm、切り端から手前で折る。
同じように
4〜5mm、切り端から手前で
さらに半分に折る。
同じように、さらに半分に、折る。
こんなかんじ。
要は、最初の切り端の4〜5mmの部分が
「ロウソクの芯」になります。
それをくるくると、バラのように丸める。
数枚使って(4枚くらい?)缶に詰める。
廃油は今回も40cc.。
ゆっくりと、外にこぼれないように垂らす。
しっかり含浸させる。
(数分で十分でしょう)
着火は、一発で
マッチでもライターでも
だれでも失敗はないと思います。
メラメラと、燃え上がるような燃焼ではない。
決して強くはないけど
ずっと同じような燃焼が続く。
今回は42分超え。
今回使った缶は、ツナ缶。
着火は一発
(大事なこと)
以後手間いらずで
40分、燃焼しました。
前回のビール缶は
1時間燃え続けたので
あれっと思われるかもしれません。
こういうことがあるので
日用作家としては
どうしても
理由を知りたくなるんですね。
どうも「直径」が影響するようなんです。
アサヒのビール缶(内径66mm)
はごろものツナ缶(内径70mm)
いなばのカレー缶(内径83mm)
を、試してみた結果です。
一番火力が大きいのは
いなばのカレー缶。
終始「中火の弱」程度で燃焼し続け
水が沸騰するまで10分程度
総燃焼時間は30分程度。
次は、はごろもツナ缶。
「弱火~中火の弱」程度の燃焼で
沸騰までは14~15分
燃焼時間は40~50分。
(燃焼が「風」に左右される)
最後はビール缶。
あれから数回テストしたんですが
「終始弱火」の燃焼で
ボコボコに沸騰せず
(でも沸点に近いとは思う)
燃焼時間は60分前後でした。
いずれにしても
このタイプのストーヴは
ロウソクを束にしたような
トロトロと燃えるタイプなので
肉を豪快に焼くというのには不適で
お湯を沸かす、煮る、蒸すなどが
適しているかもしれません。
ただ、時間はかかるけど
お湯はちゃんと沸くので
お茶、コーヒーはもちろん
味噌汁も作れるでしょうし
ご飯も炊けると思いますし
即席ラーメン、スパゲッティも
だいじょうぶだと思います。
ソーセージを焼いてみましたが
おいしく焼けましたから
薄切りの肉なら問題なさそうです。
空き缶、廃油それと
街でティッシュをもらえれば
「完全0円のストーヴ」が出来ます。
非常時に、どうなの?
ぼくは、役にたつと思います。
2022-11-25 16:37
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