大蒜、油、唐辛子。

もう、半世紀ほど前、なのか。




イタリアに語学勉強で滞在した時

友人たちが下宿で食べていた

「アッリョ・オッリョ」。



「貧乏人のパスタ」とも。



みんな、お金がなくて

しょっちゅう、食べていた。


だって、ニンニクと

オリーヴオイルと、塩、だけ。


胡椒も、ペペロンチーノ＝唐辛子

すら、入ってない。


こんなに単純な構成なのに

なんてこんなにおいしいんだ

と、思い続け、ん十年。



世の中はいつしかその料理を

「ペペロンチーノ」

と呼称するようになった。



先日、急にピキーンときて

空中菜園の「大葉」を使って

「アッリョ・オッリョ・ペペロンチーノ

　エ・バジリコジャポネーゼ」　

を作ってみたら




想像を超えておいしかった。



あれは「超夢」じゃなかったかと



再度、挑戦してみたら



やっぱり、うまい。



完全ヴィーガンだけど

不満は一切、ない。



これ、ほんとに

「イタリア人の、もりそば」

みたいなんだ。



単純、原点、そういうの、大好きだ。




おいしかった。



深夜に目覚めて

屋上に深呼吸しに行ったら



月が昇ったところで



すぐそばに、木星がいました。
（木星の衛星が、写ってる？？？）



真夜中の３時くらいだったから



「夕涼み」が、できました。