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ヴィンテージ・ビーンズ?


保冷倉庫を整理してたら

またまた、お宝(?)が。




13年前の大豆が、出てきた。


ヴィンテージ・ジーンズならぬ・・・

ヴィンテージ・ビーンズと書けば

聞こえがいいかもしれないが


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食べられるのかな。



ネットで調べてみると

「賞味期限」はおよそ2年程度。


「乾燥豆は保存性が高く、小袋詰めの乾燥豆の賞味期限は、通常2年間程度とされることが多いようです。しかし、高湿度、高温や大幅な温度の変化、直射日光などの条件下では、品質劣化が早く進みやすくなります。このため、小袋詰めの乾燥豆は、陽が当たらず、風通しの良い涼しい場所を選んで保存してください。
保存は常温でも可能ですが、冷蔵庫の野菜室などを利用すれば、最良の状態で保存できます」(公益財団法人日本豆類協会)



でも、これはずっと

保冷倉庫に保存されていたものだ。


見たところ、カビは皆無。


虫食いも、皆無。


丁寧に洗えば、いけるかも?



ところで。



黒森庵では

〆の蕎麦湯とともに

煮豆をお出ししていた。



妻が丸三日かけて

炊いていた煮豆です。



ところが

妻はレシピを残さないで

あっちの世界へ行っちゃった。



妻はある時

急に調子が悪くなって

病院に救急で行ってみたら

なんとステージ4の脳腫瘍だった。



緊急手術を含む3回の大手術。


それからは介護の日々。


日々是忙殺。


レシピを訊くどころじゃなかった。



そんな妻の、煮豆。



食べたい。


いつでも食べたい。



ところがこれが

いざ炊こうとすると難しい。



今までも

三女子リスが頑張って

いろいろトライしてくれたけど

どうしてもお母さんの味が再現できなかった。

(ちなみに三女子リスはよく豆を炊く女性です)



そうか。



人に任せるんじゃなくて

自分で炊け、ていうことだな。



そう感じたのが、去年の年末。



それまで一度も

豆を炊いたことがなかったぼくが

その三女子リスのアドバイスをもとに

かなりおいしい


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黒豆を、炊くことができた。



おし、そんならと今回も

13年前のヴンテージ・ビーンズの

食味テストとともに、炊いてみた。



そしたら、なんと。



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炊けた!



妻のと、ほぼイコールだ。



やや固めに炊けているので

次回はもう少し炊く時間を増やそう。



なにもかも、うまくいった。



なぜなんだ。



きっと

妻が向こう側から

二人羽織で手伝ってくれたんだね。



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おいしい[揺れるハート]



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